第033話  噂の人物


 九郎の目の前を凄まじい速度で風が通り過ぎていく。

 のけ反った反動で前髪が風に煽られ後ろになびく。

 止まらずに振り下ろされる木剣を九郎は右手に持った木剣で受け止める。

 手に強い痺れが走り、指先が僅かに緩まる。

 しかし、九郎はそれを無理やり抑え込み、力を込めて木剣を再び握る。

 そのまま受けた木剣を横に薙ぎ払おうとして――。


「あ痛っ!」


 いつの間にか空を見上げていた事に九郎は驚きながら声を上げた。

 知覚する事も適わないスピードで、足を払われたのだと気付いたのは、目の前に木剣の剣先がピタリと添えられた時だった。


「力は見た目より有るようですが、体の使い方がなっておりませんな……。魔力の紡ぎ方も習得されてないご様子。ただ、恐怖に目を瞑らないことだけは評価できるかと思います」


 地面に尻餅をついた状態で、眼前に剣先を突き付けられ、九郎はクラインの言葉に口を大きく開けたままだった。

 髪の毛も髭も真っ白な、この自分より3倍は生きているであろう老人に、九郎は文字通り指一本触れる事が出来なかった。それどころか、クラインは息すら乱していない。

 クラインの後ろでベルフラムが少し項垂れる姿が見える。

 期待してくれている小さな少女になんとか答えようと、九郎は再び木剣を握る。


「もう一度お願いしますっ!」


 そう言って、勢いよく立ち上がる九郎にクラインは懐から懐中時計を取り出すとベルフラムの方を向く。


「姫様、クロウ殿は剣の使い方はおろか、魔力の紡ぎ方も知らないご様子。鍛えるのであれば基礎からしっかりと教えなければなりません。ですが、私めも職務が有ります故……」


 クラインに剣の手解きを受けるために屋敷の中庭に来てから、1時間ほどが経っていた。

 木剣を片手にクラインと打ち合っていた九郎だったが、ただの一度もクラインに掠る事もできず、地面に転がされ続けていた。

 打ち据えられた箇所は既に治ってはいるが、傍から見れば九郎は満身創痍に見えるだろう。

 土と草にまみれた九郎が、ベルフラムと同様肩を落とすのを見て、クラインは少し考え込む。


「……フム。姫様、今この屋敷には私めの孫娘のレイアが傍使いとして勤めております。あの娘は、幼少より私めが一応の剣の稽古を付けております。女だてらに剣を握ったせいか、少々淑やかさに欠けますが……。どうでしょうか? 孫娘がクロウ殿に剣術の基礎を教えるのは?」


 クラインにそう提案されたベルフラムは、俯きながら少しの間考え込んだ。

 ――基礎から何てそんな悠長な事をやっている時間は自分には無い……しかし何もせずに手を拱いていても問題は好転しない――。

 数秒、逡巡したベルフラムは、顔を上げてクラインに告げる。


「そうね! クロウも最初っからこの国の一番の騎士だったクラインは荷が勝ちすぎてたわね。解ったわ、クライン。レイアの職務を一時他の者に任せて、レイアにクロウの剣を見てもらいましょう」


 そう言い放つと、ベルフラムは踵を返し「レイアを呼んで来るわ!」と駆け出す。


「姫様! そのような事は私めがいたしますのでっ!」


 その後ろでクラインが慌てたようにベルフラムを追いかけた。

 九郎はその様子を見ながら地面に座り込むと仰向けに寝転がり独り呟く。


「初めっから強くってのは贅沢だって解んだけどよぉ……」


 九郎とて、クラインとの稽古ですぐさま頭角を現すなど、そんな夢を見ていた訳では無い。

 しかし、自分の3倍程の歳の老人に息すら乱す事もできなかったのは結構ショックだった。

 九郎の体力は『フロウフシ』の『神の力ギフト』で無尽蔵だ。なのに、老人相手に手も足も出ない事に、九郎は落胆する。


(そりゃあ――あのジーさんの強キャラ臭は半端ねえけどさぁ……)


 自分の強さが、自分の思っていた以上に頼りない事に、九郎は少々凹み気味だ。

 九郎が自分への言訳ともつかない思いを巡らせていると、不意に九郎の顔に影が掛かる。


「……怪我して……ない?」


 ベルフラムが心配そうな顔で九郎の顔を覗き込んでいた。


「……ピンピンしてっよ! 俺は頑丈にできてっからな!」


 九郎が寝転びながらもベルフラムの頭を撫でる。

 いつもは嫌がる素振りを見せるベルフラムが、今日は何も言わず九郎の顔を両手で触る。


「剣……強くなれそう?」


 ベルフラムの顔は、お気に入りの選手が、実は弱いと言われた子供みたいな顔だ。


「がんばってみるつもりだぜ?」


 九郎はベルフラムの頭を撫でながら、精一杯の笑顔を向ける。

 ――こんな小さな少女に心配されたままでは、男がすたる。そう思って九郎は立ち上がろうと体を起こそうとして、


 ズグムッ!!!


 何故か目の前が真っ暗になる。

 頭しこたま地面に打ち付け、後頭部に痛みを感じながらも、鼻っ柱も何故か同時に痛い。


「は、白昼、周囲の目も有るのに、す、隙あらば、ひ、姫様に、て、て、て、て手を出そうとするなんてっ!!」

「ちょ、ちょっと、レイアっ! クロウに何してるのよっ! 降ろしなさいっ!」


 九郎の真っ暗な視界の上から降ってくる、知らない女性の声とベルフラムの声。

 九郎は、自分が誰かに顔を踏まれている事にやっと気付く。


(いきなりなにしやがんだっ!)


 知らない誰かに顔を踏まれると言う屈辱に、九郎は自分を踏みつけている靴を掴む。

 全体重をかけて来ているのではと思う程、力強く踏み込まれている靴底を右腕の力だけで持ち上げる。

 この程度の体重など、今の九郎の力であれば楽に投げ飛ばせると考え、九郎は手のひらに力を込めて――――九郎は動きを止める。


(…………白……)


 持ち上げた九郎の視界は何かに覆われたように影が掛かっていた。

 九郎をおおっている黒っぽい布は、冬の午後の光を薄く通し、暗闇には僅かに光が差し込んでいた。

 そしてそのわずかな光でもはっきりと解るほど白く艶やかな2本の柱が九郎の目の上にそびえ立っていた。

 2本の白い柱は寄り掛かる様に繋がっていて、溶けあう様に上へと延びている。

 その柱の溶けあっている場所には三角形の布が結合部を辛うじて隠すように覆われていた。


「レイアッ! 聞こえないの!? 降ろしなさいったらっ!」

「しかし姫様っ! この男は今姫様にせ、せ、接吻をしようとっ……!!」

「そんな訳ないじゃないっ! レイア・ストレッティオ! 命令よ! 早く私を降ろして、クロウの顔から足をあげなさいっ!」


(……白!!)


 九郎が三角形の布を瞼に焼き付けるのと同時。ベルフラムの怒気の籠った声に、2本の白い柱はビクリ震え、九郎の目の前から離れて行ってしまう。

 九郎の視界が元の明るさを取り戻す。


「クロウっ! 大丈夫? 起き上がれる?」

「大丈夫だが……少し待ってくれ……起き上がっちまいそうだ……」


 心配そうに駆けつけてくるベルフラムに、九郎は思わず本音を漏らしていた。


「大丈夫なの? 何だか言ってる事がおかしいわよ?」


 ベルフラムの無垢な視線が、少し痛く感じた。


「申し訳ありませんでした! 私の早とちりで姫様の恩人であるクロウ様にとんだご無礼を……」


 九郎が頭を振りながら体を起こすと、一人の若い娘が恐縮した様子で頭を下げていた。

 薄い色の輝くような金髪を、腰の高さまで伸ばした美しい娘。

 屋敷で良く見かけるメイドと同じ格好だが、その黒い服の胸元には、はち切れそうな双丘が膨らんでいる。

 先程九郎に覆いかぶさっていたであろう、黒いスカートの裾からは白く眩しい足が覗いている。

 年のころは17、8であろうか……。やや垂れ目がちの蒼い大きな瞳には、薄っすらと涙が浮かんでいた。自分のしでかした行為がベルフラムの不興を買ったのではと、震えて畏まっている様子だ。

 九郎は、いきなり踏まれた事に一言言ってやるつもりで口を開く。


「……ありがとうございます」

「クロウ? 頭を打ったの? 本当に大丈夫?」


 ベルフラムが心配そうに九郎の頭を擦っていた。


☠ ☠ ☠


「本当に申し訳ありませんでした!」


 そう言って腰を90度どころか180度に達するほど折り曲げ、謝罪するレイアに九郎は「体……柔らかいんだな……」と場違いな感想を頭に浮かべる。

 レイア・ストレッティオとベルフラムに名を呼ばれた少女。

 ベルフラムの執事のクラインの孫娘で、現在17歳らしい。

 眩いばかりの金髪と大きな青い瞳。整った顔立ちからは九郎の苦手なクラインの血が入ってるとは思えない程平和そうな雰囲気を感じる。

 そして何より、17歳とは思えない程、良く育った胸と長い手足が、九郎の怒りを霧散させていた。


(かなりドストライクだ!!)


 先程から恐縮し続けているレイアを見ながら九郎は率直な思いを抱いた。

 日本に居た時はまずお目に掛かれない金髪蒼眼の美少女。美少女と言えばベルフラムも相当整った顔立ちなのだが、九郎にとっては年齢が低すぎて、好みの範疇に認識されない。


「いや、もう気にしてないっす。なんでそんな誤解をされたかは気になるっちゃ、気になるんすけど……。ベルも、もうその辺にしといてやれよ?」

「クロウ! この娘は家臣であるのに、主人の恩人を足蹴にしたのよっ!? それを簡単に許す事なんて……」

「俺が気にしねえって言ってんだから良いだろっ! 別に俺もなんも怪我なんてしてねえんだし……」


 九郎は、いまだ子犬のようにキャンキャンとレイアを叱責していたベルフラムの頭に手をやり宥める。

 踏まれた時は痛かったが、九郎は『不死』の力でダメージなど毛ほども残ってはいない。

 ベルフラムは九郎を見上げ、不承不承いった表情で大きくため息を吐きレイアに向き直る。


「よかったわねレイア。なら次からは気を付けなさい!」

「はっ! ありがとうございます」


 九郎はベルフラムの尊大な言い方に眉を顰める。ただ九郎が問答無用で踏まれたのは確かな事で、ベルフラムも自分の為に怒っているので強くも言えない。

 なんとかこの場の空気を換えようと、九郎はおどけた調子でレイアに尋ねる。


「んで、レイアさんって言ったっけ? クラインさんのお孫さんって話だったが……こんな綺麗な子だなんて思っても無かったっすよ」


 九郎の言葉に、冷や汗を掻いていたレイアは九郎に向き直ると、もう一度深々と頭を下げながら九郎に返答する。


「先程はクロウ様にご無礼を働き申し訳ありませんでした。お爺様よりクロウ様の剣の手解きを仰せ使いました、レイア・ストレッティオと申します。どうぞ、レイアとお呼びください。私はベルフラム様の臣下であり、クロウ様はベルフラム様の恩人と聞き及んでおります。それと私はクロウ様より若輩の身。クロウ様は敬語などお気を使われませんよう、お願い申し上げます」


 聞き及んでたのに踏みつけたのか――と思わなくも無かったが、そのおかげで良いモノも見れた事だし……と九郎は瞼の裏の白い布地を思い出し、にこやかに対応する。


「いやあ、こんな別嬪さんに教えてもらえるなんて、おらぁ緊張しちまうなぁ。そんでどう教えてくれるんだ? 素振りでも見せて手取り足取り……?」


 若干鼻の下を伸ばしながら九郎は答える。初対面に敬語を使わないのは気が咎めないでも無かったが、もともと体育会系の部活動をしていたこともあって、年下ならばと、その辺りは受け入れる。

 様呼ばわりは止めて欲しい所ではあったが、ベルフラムも様付されている現状、無闇に突っつくとまたややこしい事に成りかねないとそこはひとまず置いておく。


(仲良くなれたら……いや、仲良くなってクロウって呼んでもらえるように頑張んないと!!)


 心の中で強く思う九郎に、隣でベルフラムが少し鼻を鳴らす仕草をした。


 九郎の問いかけに、レイアは腰に下げていた木剣を両手で持つと、九郎と向き直り正眼に構える


「それではクロウ様の剣の腕前を私も拝見します。どうぞ打ち込んで来てください」

「いやぁ……年下の女の子に剣を振るうのはなんか気が咎めるって言うか……気乗りしねえって言うか……」


 当然の様に言うレイアに、九郎は驚きながらレイアを見る。

 いくら剣の稽古で、相手が自分より腕利きだとしても、防具もつけていない女性に打ち込むことは躊躇してしまう。誤って傷でもつけたら大事だ。

 そんな九郎の心配を察したのか、レイアは言葉を続ける。


「ご遠慮は無用です。これでも10年以上お爺様の元で剣を握り鍛えております。その辺の衛視より腕は立つつもりです。それに私は多少、青の魔術も心得ております。多少の傷でしたら癒す事も可能ですので、ご心配なさらず」


 回復の魔法も使えると言われて、九郎は少しばかり安心するが、それでも何か気が引けて言葉を変える。


「それに……その格好のまま打ち合うつもりなのか?」

「? そうですが? 私はこの度クロウ様の剣の教導と同時に、姫様の警護も仰せつかっております。普段と同じ格好で剣が振るえなくては意味がありませんので。何も問題ありません」


 レイアの格好は、この屋敷のメイドとなんら変わりなく、黒い服と黒いスカート。剣の稽古をするにはいささか場違いな気がして九郎は言い淀む。


「いや……見えちまわねえか? その……転んだりして……。」

「?? そうそう剣を持ったのが初めての方に、転ばされるとも思いませんが……何が見えると言うのですか?」


 キョトンとした顔でレイアは九郎に尋ねる。


「いや……、白い……あれが……その……」

「白いあれ……?…………………!!!!!」


 九郎の言葉にレイアは、自分の格好を見回す。

 黒の上下の衣服の何処に白い部分が有るのかと、訝しんだ表情で九郎の視線を追い、やっと気付いて、瞬間沸騰でもしたかの様に顔を赤らめた。

 ああ……女の子の恥ずかしがってる姿もグッとくるなぁ……などと九郎が思い浮かべた次の瞬間、レイアは九郎とベルフラムの間に移動する。

 その素早さに驚き目を瞠った九郎の耳に、レイアの大声が響き渡る。


「姫様っ! やはりクロウ様はけだものですっ! あの不意の攻撃の際にもあの男は私の躰を獣欲の目で見ていたのですっ! お爺様の言っていた通りですっ! 屋敷のメイド達に噂されている通りの男ですっ!」


「ちょっと待てっ! あのジーさん何言ってやがったっ? てか噂されてんの、俺!? どんな事になってんだよっ!」


 先程あれ程恐縮していた少女に、今度はけだもの呼ばわりされて九郎は驚愕の余り思わず叫ぶ。

 九郎から目を離さないように警戒をしつつ、レイアが答える。


「お爺様曰く、姫様の命を助けた見返りに、姫様の幼い躰を所望し……」

「所望してねえよっ! そりゃあベルが勝手に言ってるだけだっ! あのジーさんそんな事言ってんのか!?」


 しっかり時間をかけて説明した筈なのに……と九郎は頭の痛くなる思いがする。


「メイド達曰く、動けなくなるほど弱った姫様の可憐な唇を無理やり奪い……」

「緊急措置だっ! ありゃあ人工呼吸と変わんねえよっ! ってかベル!? これは半分お前の責任だっ!!」


 九郎は、レイアの後ろでポカンと事の成り行きを見ているベルフラムに言い放つ。

口移しの件は、別段言う必要など何も無かった筈なのに、ベルフラムが昏睡状態の九郎に、周囲の家臣の・・・・・・・見ている前で・・・・・・同じことをやってしまったから、言わざるを得なくなってしまったのだ。


「挙句の果ては、姫様が長さを覚えてしまわれるほど長時間に渡ってい、い、一物を見せつけ続けた『変質者』!」

「それはアレだよっ! そうっ! アレ! …………俺が悪かった……」


 このことに関しても、あの場合は仕方なかったと言えなくも無いのだが、九郎自身が気にも留めて無かった事で引き起こされた結果だけに、九郎は強くは言い訳できない。

 それよりも、クラインはともかく屋敷のメイド達にも自分が陰で危ない人呼ばわりされている事にショックを隠し切れない。


(……ドストライクの子にあんなに軽蔑の目で見られっと凹むなぁ……)


 今にも飛びかからん勢いのレイアを見て、九郎は肩を落とす。

 またもや訪れた微妙な空気に、九郎はもう一度肩を落とすと、大きな溜め息を吐く。


 そんな中、呆けていたベルフラムがいきなりレイアの足を蹴った。

 何事かとレイアが振り向くと、ベルフラムが泣きそうな顔でレイアの足を何度も蹴っている。


「姫様……何を……」


 俯きながら何度もレイアの足を蹴るベルフラムに、レイアは困惑している様子だ。

 ベルフラムはレイアの問いに答えようともせず、繰り返しレイアの足を蹴り続ける。

 やがて蹴りつかれたのかベルフラムはレイアの足を離れ、九郎に駆け寄ると九郎の腕を抱き寄せ、しゃくり上げながら叫ぶ。


「皆してクロウを悪者扱いばかりして……クロウは私を助けてくれて……私を見捨てないでくれた、ただ一人の英雄よっ! 私が……私の意思でこの身を捧げた人よ! それなのに……うっ……ふぐっ……」


 九郎の腕に縋って嗚咽を漏らすベルフラムを、呆気に取られた様子で見詰めるレイア。

 驚愕、戸惑い、後悔、色々な感情がハタ目にも一目瞭然なレイアの様子に、九郎は肩で大きく息をつくとベルフラムを抱き上げる。


「ったく……お前はいっつも泣いちまうなぁ……。まあ、今回は俺の為に泣いてくれたんだもんな? ああ、レイアさん、悪いけど今日はここまでって事で……。ほら、そろそろ泣きやめって……」


 九郎はそう短くレイアに告げると、ベルフラムをあやすように頭を撫でながら、屋敷の方へと歩き出す。


「姫様が…………泣いた………?」


 後に残されたレイアがポツリと漏らした声が、冬の風の音に混じっていた。

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