85.錆喰いビスコ 感想
第24回電撃大賞銀賞受賞、『このラノベがすごい!2019』では新作部門、単行本部門でダブル一位を取った話題作ですが、今まで何となく食指が動かず読んでなかったので、今回は満を持して読んでみようと思いました。
◆タイトル『錆喰いビスコ』
◆作者 瘤久保慎二
◆イラスト 赤岸K
◆レーベル 電撃文庫
◆発売日
◆あらすじ
すべてを錆つかせ、人類を死の脅威に陥れる《錆び風》の中を駆け抜ける、疾風無頼の「キノコ守り」赤星ビスコ。彼は、師匠を救うための霊薬キノコ《錆喰い》を求め旅をしていた。
美貌の少年医師・ミロを相棒に、波乱の冒険へ飛び出すビスコ。行く手に広がる埼玉鉄砂漠、文明を滅ぼした防衛兵器の遺構にできた街、大蛸の巣くう地下鉄の廃線――。
過酷な道中で次々に迫る脅威を、ミロの知恵の閃きと、ビスコ必中のキノコ矢が貫く! しかし、その先には邪悪な県知事の奸計が――。
◆感想
まず読んでみて舞台が架空の(?)日本だということに驚きました。普通に群馬とか東京とか県庁とか出てくる。
てっきり異世界ものだと思っていたのですが、錆に蝕まれつつある日本というSFっぽい世界観で、それがまた魅力的です。
それから主人公ビスコのカッコ良さと、ポンポンと進むノリの良い文章や爽快感のあるバトルがたまりませんね。読んでいるだけでテンションが上がります。
最近はやりのラノベとは少し違った作風ですが、ストーリーそのものは王道で、人気があり支持されているのも分かります。
個人的にはヒロインが居なくて相棒が美少年だったり、中途半端にラブコメを挟まず戦闘一本なのがポイント高いですね。
バトル物に足を引っ張るヒロインが出てきてイライラすることもないですし。
熱いバトルものが好きな方はぜひ読んでみてください!
◇カクヨムで試し読みもできます
◻️錆喰いビスコ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます