77.最果ての魔法使い 感想
第10回GA文庫大賞優秀賞受賞作です。
Twitterでの評判が良かったので読んでみました。
◆タイトル『最果ての魔法使い』
◆作者 岩柄イズカ
◆イラスト 咲良ゆき
◆レーベル GA文庫
◆発売日 2018/11/30
◆感想
はるか昔、人類を滅亡寸前まで追い込んだ魔獣を自らと共に封印し、伝説となった魔法使いがいた。
だが彼が千年の眠りから目覚めると、魔法は忘れ去られ、世界は崩壊の機器を迎えていた。
そんな彼に手を差し伸べたのは少女・フィル。
「あなたは一体何者なんです?」
「僕の名前はアルカ=ニーベルク、ちょっと凄めの魔法使いさ」
魔獣を封印し、眠りに着いた伝説の魔法使い。彼が目覚めると、そこは魔法が無くなり科学が発達した世界になっていた――というお話。
いや、これは面白かったです!!
とにかくファンタジーとSFの融合したような世界観がツボ!!
主人公アルカは伝説の魔法使いなんですが、ヒロインは遺伝子操作されて猫耳が生えたデザイナーズチャイルドで、ライフル銃で戦ったりするんですよ。ロマン以外の何物でもない!!
そしてヒロインのフィルが可愛い!
二人のイチャラブがたまりません。The・ボーイ・ミーツ・ガールって感じ!
個人的にはドローンのナビも性癖にクリティカルヒット。メカ萌えっていうんですかね。
攻殻機動隊のタチコマとか、けもフレのボスとか、ガルガンティアのチェインバーとか好きだった人は絶対好きになるはず!
魔法が廃れた世界で伝説の魔法使いが戦うというのもワクワクドキドキしますし、千年前、魔法の時代に生きたアルカと現在の価値観のギャップも面白いです。
そして宿敵との対決。ラストには「あああああ――っ!!」と叫び出したくなりました。
ちょっと気が早いけど、来年の「このラノ」投票候補かも?
マジでオススメの一作です。
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