56.精霊使いの剣舞 感想

 第四回MF文庫Jライトノベル新人賞受賞作家の志瑞裕先生による作品。


 累計150万部を突破するヒット作品で、2014年にはアニメ化もされています。


◆タイトル『精霊使いの剣舞ブレイドダンス

◆作者 志瑞裕

◆イラスト 桜はんぺん

◆レーベル MF文庫J

◆発売日 2010/12/20


◆感想


 清らかな乙女にのみ許された特権、精霊契約。


 ここアレイシア精霊学院では、精霊使いとして訓練を積んできた貴族の令嬢たちが集められ、エリート教育を受けていた。


 少年カミトは、ふとした事故から学院生の少女・クレアの水浴びを覗き、さらに彼女が求めていた精霊と代わりに契約してしまう。そう、カミトはこの世界ではありえない、男の精霊使いだったのだ――というお話。


 何となく『ゼロの使い魔』や『緋弾のアリア』を彷彿とさせる、ツンデレヒロインが可愛い学園ファンタジー。


 美少女や魔法が沢山出てくる作品が好きな方にはたまらないんじゃないんですかね!


 特別な力を持った主人公と、勝気なヒロインが出会い、二人が精霊剣舞祭りという共通の目標に向かっていくストーリーが分かりやすく読みやすいです。


 一見よくあるストーリーなのですが、ヒロインが可愛いだけでなく、主人公の過去や隠された力も気になりますし、バトルもカッコイイです。


 これからまだまだ増えてくるであろうヒロインや恋愛模様も気になるところ。


 バトルあり、ラブロマンスあり、MF文庫Jらしい、美少女と魔法とロマンに溢れた楽しいラノベです。

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