35.ピンポンラバー 感想
こちら『こいつらの正体が女だと俺だけが知っている』を買ったときに、表紙の絵柄が個性的で面白そうだな~と思って一緒に買った作品。
第12回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作品です。
◆タイトル『ピンポン・ラバー』
◆作者 谷山走太
◆イラスト みっつばー
◆レーベル ガガガ文庫
◆発売日 2018/06/24
◆感想
卓球の強いやつが正義という卓球のエリート高校・卓越学園に編入してきた主人公。
そこで幼馴染の女の子を探し、その子に勝つことを目標にしていたのですが、待ち受けていたのは化け物ぞろいの選手たちで――というお話。
言で言うと少年マンガみたいなラノベ!! とにかく熱い。そして真っ直ぐ。
スポーツものですが、個人的には『ハイキュー』とか『黒子のバスケ』よりかは『僕のヒーローアカデミア』みたいな感じのイメージですね。
ジャンプとかで連載されてても本当におかしくない……というか、漫画化されてほしい!
個性豊かなキャラクター、卓球に特化した校風、そして熱い卓球バトル。
主人公が最近のラノベにありがちなボッチやヤレヤレ系ではなくて、カラッと竹を割ったような性格なのも個人的には好感度高いです。
ライバルとなる生徒たちにも一人一人に特技や特性があって、『
マンガやアニメに比べて絵や動きが無い分、小説でスポーツを表現するのは難しいと思うんですが、試合のシーンは緊迫感があってワクワクドキドキしました。
最初から最後まで熱くて疾走感があって、爽やかな青春物語。
ある意味正統派ですが、文章もイラストも最近のラノベではあまり見ないような作風で新鮮でした。
少年マンガのような熱い戦いが好きな方には是非!
◇ゲーム大好き少女は格闘技同好会へ
『前に進めば痛くない!』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880663794
◇少女は駅伝に挑む
『風のごとく駆け抜けて』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880342231
◇中学女子バスケ物語
『ファイトオーバー!』
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