恐ろしく綺麗な物語でした。謎解きミステリーというよりも、主人公の病みっぷりが徐々に明言されていく感覚がひたすら切なかったです。
助教が学部生に手を出しても大丈夫だったのかな、彼にとっては割と危ない橋の禁断の恋だったのかも、それが彼女を燃えさせた側面もあったりなかったりとか邪推…
作者からの返信
素敵な応援コメントと星をありがとうございます。
もったいないほどのお褒めの言葉、感激してしまいました。
瑠奈は他大学の学部生で、明海大学にも近いカフェで店員のバイトをしているときにカッちゃんと知り合った、という設定なので、何とか大丈夫かも知れません……でも、助教が近隣の他大学の学部生に手を出すというだけでも、ちょっと禁断の恋ですよね。
私は、ほのぼのする童話や爽やかな恋愛ものを書くのが好きな一方で、少し闇がある作品を書くこともあって、お見苦しいときもあるかも知れませんが、また読んでいただけたら、とても嬉しいです。
丁寧に読んで下さり、本当にありがとうございました。
とても素敵な作品でした!
幻覚にみるカッちゃんは、幻覚だからこそですが、朝にはいなくなっていたり、ご飯を食べなかったりと、どこか冷たい存在に感じましたが、最後のエピソードで温かさを感じました。幻覚とゴースト。冷と温のこの対比がとても良かったです。
そして、最後の最後でわかるタイトルの意味も素敵でしたっ♪
作者からの返信
素敵な応援コメントと星をありがとうございます。
そして、素晴らしいレビューまで!
性的な描写もたくさん出てくる作品で、途中で嫌われてしまったら、どうしよう……と心配だった中、一話一話にコメントを下さりながら、最後までお読み下さり、とってもとっても嬉しかったです。
カッちゃんは朝になると消えている。最終話の「ゴーストってこんなに……」は第2話の「こういう冷たさは何なのだろう」との対応を意識した台詞でした。そこも感じ取っていただけて感激です。
丁寧に読んで下さり、本当にありがとうございました。
とても素敵でした。ぼろぼろ泣いてしまいました。
星の講義をする彼、星が生まれるようす、星が死んだ名残。
そう言った叙述が、繰り返されていたのが印象的でした。
科学者の彼が、科学では解明できない愛を、不本意ながらも? かっこよく証明してくれた気がします。
作者からの返信
素敵な応援コメントと星をありがとうございます。
投稿することが不安だった作品、最後まで読んでいただけただけでも嬉しいのに、素敵で的確な解釈をして下さって、大切な涙まで流して下さって、とってもとっても嬉しいです。
太陽系外惑星という、目では見えないものを探しているカッちゃんが、彼の死を受け入れられない瑠奈に、目に見えなくても、触れることができなくても、それは存在しないということじゃないんだ、と宇宙の話を通して教えてくれるような、そんな話にしたいと考えていました。
丁寧に読んで下さり、本当にありがとうございました。
宇宙的な広がりを感じさせる、素敵なお話でした。
そういえば蛍は、人の魂の象徴だったりもしますね。
ちりばめられた伏線、選びぬかれたモチーフ、科学との対比の妙など、どれも印象的です。
じっくり堪能させていただきました。
作者からの返信
素敵な応援コメントをありがとうございます。
この作品は、途中で読むのをやめられてしまうんじゃないかな……と思う自分でも不安な作品でした。それを最後まで読んでくださり、丁寧なコメントと星までくださって、とってもとっても嬉しかったです。
ご推察の通り、蛍はカッちゃんの魂というイメージで描きました。肉体がなくなって、目に見えなくなっても、触れられなくなっても、それは存在しないということじゃないんだ、とカッちゃんが宇宙の話を通して教えてくれるような、そんな物語にしたいと思っていました。
素敵なお話だと思ってくださり、本当にありがとうございます。
泣いてしまいました。
二回も泣かされて・・・。(一回目はひきこもりドラゴン)
語力がないので上手く伝えられませんが、レヴュー文を書いてみたいと思いました。頑張りましたが書けませんでした。m(__)m
とても泣ける良い作品だと思いました。
泣かせてもらい、ありがとうございました。(なんか変ですね)
作者からの返信
素敵な応援コメントと星をありがとうございます。
最後まで読んでくださって、しかも、大切な涙まで流してくださって、それだけで、もう十分に、嬉しすぎるほど嬉しいです。
この作品は、過去の作品と表現が大きく違うので、これまでの作品を読んでくださった読者さんから嫌われないといいなぁ、と不安でした。そんな中、バーバラ・Cのたくさんのハートマークを見て、心から勇気づけられ、嬉しかったです。
また読んでいただけるような作品を書きたい、と思いました。
編集済
先の見えない霧の中を彷徨い続けているような雰囲気の物語でした。
「カッちゃん」が語る恒星と惑星の話から想起される途方もなく遠い宇宙のイメージは、科学的でありながら手の届かないような、何だか泣きたくなるような感じがして、とても印象に残りました。
瑠奈を現実に引き戻したのは、「非科学的な」ゴーストだった。
人の心は、理屈では整理できないんですよね。
前を向くきっかけが友達の言葉だったことに、一条の救いを感じました。
切なくも美しいお話でした。
作者からの返信
素敵な応援コメントと星をありがとうございます。
一気に全話を投稿してしまったのに、もう最後まで読んでくださって、素敵な感想もいただけて、とってもとっても嬉しかったです。
「先の見えない霧の中を彷徨い続けているような雰囲気の物語」「科学的でありながら手の届かないような、何だか泣きたくなるような感じ」と書いてくださったのは、まさに私がこの作品を描きながら持っていたイメージだったので、驚くのとともに、感激しました。
カッちゃんは、太陽系の外にある惑星という、目で見ることはできないものを探し、存在を証明しようとしている人です。
一方の瑠奈は、頭よりも体でカッちゃんの存在を感じ、覚えている。だから、脳が認識することを拒んでも、彼がもういない、ということを体が分かっていて、その感触を探し求めてしまう。
そんな瑠奈に、カッちゃんが、目に見えなくても、触れることができなくても、それは存在しない、ということじゃないんだ、と宇宙から教えに来てくれるような、そんな物語にしたいと考えていました。
でも、瑠奈がそれを受け入れていくには、誰かの助けが必要で、その役割を担ったのが紗英です。
返信がとても長くなってしまって、すみません。
たくさんのことを的確に読み取ってくださって、心から嬉しかったです。
文章上手いですね。
とても読みやすかったです。
ちょっと影のあるストーリーなのに爽やかな感じで、今後自分がカクヨムで書く上で、理想形を見た気がします。
これからも頑張ってください。