「魔法の体系」
さて、魔法が技術だという前提は話したね?
技術にも色々ある。
同じ分野でも、古典文学と現代文学では習うことが違うように、魔法もそれぞれ習うべきことが別にあるだろう。
まず、文系、理系のように三種類に大別したい。
自身の精神力を用いて、何らかの自然現象を具現化する「精神系」
何らかの供物を用いて、超常の存在に"お願い"をする「儀式系」
そして、薬品のように物品を複数種組み合わせることにより、効果を発揮する「呪術系」
この三種類だ。
精神系、というのはいわゆるゲームで良く見るMPを消費して魔法を放つあれだ。三種の中で最も手軽で、念じて放つだけで行使できる。
儀式系、とは中世ヨーロッパで流行ったような代物だ。魔法陣を描いてゲートを作成し、超常の存在を呼び出してそれにお願いする。
呪術系、というのは、まぁ厳密には魔法ではないのだが、現代では同一視されることも多い。錬金術や陰陽術等、モノの組み合わせで非現実的な現象を引き起こす。
なんとなく言いたいことがわかってくれただろうか。
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