03 ぼっちの私にかまう彼/無月さま

 少しだけご無沙汰しておりました、久里です。

 なかなかカクヨムできる時間が取れず、気づけば五月末に…!

 あ~時の流れは早いですね…恐ろしいです(;''∀'')


 カクヨム上では一週間ほど完全ノーリアクションになってしまいましたが、実は、企画参加作品は結構読み進めさせていただいております…!! ただ、コメントをじっくり考えてからつけさせていただきたいなぁと思っていたら、リアルの方が立て込んでしまって結構な時間が経ってしまいました(◎_◎;) 元々遅読・遅筆気味なこともあってお待たせしてしまうことも多いかと思うのですが、気長にお待ちいただけたらと思います……!<(_ _)>


 というわけで!


 ようやく色々なことが落ち着いてきましたので、今後も張り切ってイケメンを紹介させていただきますよ~!(*´▽`*)


 『ぼっちの私にかまう彼』https://kakuyomu.jp/works/1177354054883183048


『勉強は得意だけど友達がいないぼっちの長谷。勉強は苦手だけど明るくて社交性のある久賀。正反対な二人だけど、何故か久賀は何かと長谷にかまってくる。』


 正に、少女漫画の王道! 王道はやはり最高においしい…!(〃▽〃)

 三作目、不憫系イケメンを描かせたら右に出る者はいない無月様の作品です!


 私には勉強しかない。だって、勉強のできない私になんて価値がないもの。空気のように扱われることにすら違和感を覚えず、がむしゃらに勉強に向かいつづけている女の子が本作の主人公、長谷さん。


 そんなクラスメイトの誰にも見向きされていない彼女ですが、なぜか、そんな彼女をやたらとかまってくる男の子がいる。


 それこそが、本作のイケメン! 久賀くんです!

 

 久賀くがくん:明るく、みんなから好かれている人気者。女子力が高いところもポイントですが、最大の魅力はやはり不憫なところ(←不憫に関しては完全なる私見です笑)


 いつなんどきでも、取りつかれたように勉強に励んでいる長谷さん。

 ただひたすらにテスト勉強に向かう彼女には周りの音すらも聞こえていないのですが、久賀くんはそんな彼女に向かっても果敢に声をかけていきます。


『長谷さん。勉強ばっかりしてないで、甘いものでも食べて休憩したほうがいいんじゃない?』


 私の中で久賀くんは、爽やかわんこ系イケメンです。


『ねーねー。長谷さん。勉強ばっかりしてないで、甘いものでも食べたら?』


 すごく勝手ながら、彼のイメージとして、中々ご主人様にかまってもらえなくて淋しそうな犬を想像してしまいました。かわいい(確信)。


 しかも、すっと差し出してくるのがクッキーですよ…!

 久賀くん、完全にそこいらの女子よりもずっとずっと女子力が高いです。

 私は高校時代名ばかりの調理部に属していましたが、彼は確実に当時の私よりも数百倍ぐらい女子力が高いです。私の所属していた調理部は、お菓子作りと称して、ホットケーキミックスでホットケーキを作ったような気になっている部活でした。いやあ、調理部楽しかったなぁ(白い目)


 それはさておき。

 

 久賀くんに声を掛けられた長谷さんが気怠そうに


『え。次の休みは勉強したいから無理』


 と一蹴するのもたまらなく素敵です笑


 これだけ聞いただけだと、


 長谷さん容赦ねえ! 


 と思いますよね?

 

 でも、不思議なことに読み進めていく内に、


 良いぞ、もっとやれ! もっともっと振り回してやれ!


 に変わっていくんです。笑


 私、無月さまの描く無自覚鈍感系ヒロインと、ヒロインに振り回される不憫系イケメンが大好きですなんですよね…!(〃▽〃)

 

 寄せられている好意を華麗にスルーしまくり、ものすごい勢いでフラグを叩き割っていく感じ…!! 


 あああ、流石にヒーローが可哀そうすぎるんじゃないか!?

 こんなに気づかないなんてヒロインよ、お前は悪魔なのか!?

 でも、そこが良い! たまらない! もっともっと!(エンドレス) 


 というメカニズムで、にやけが止まらなくなります。


 本作の長谷さんも流石の天然無自覚ナイフで容赦なく久賀くんを抉っていくのですが、端的に言って最高です。笑 

 

 みなさん。

 不憫系イケメンは、最高に愛おしいですよ…!

 本来、女の子に対して優位に振舞えるはずのイケメン力が無力化されて全然響かないところに同情を覚えて愛おしくなるのでしょうね。

 一度この味を知ってしまうと、もう知らなかった頃には戻れません。


 私の完全なる趣味趣向で、ものすごい勢いで不憫を推してしまいましたが、久賀くんの魅力はそれだけにとどまりません。


 ラストシーンでは爽やかイケメンらしく、素敵に胸キュンにきめてくれます。

 

 にやにやしながら、最後にはぽかぽかと心温まる二人の物語。

 是非、まだお読みになっていない方は味わってみてくださいませ…!

 


追伸


 イケメンから完全に逸れます。創作論のお話です。

 

 今まで、書きたいままに結構感覚的に物語を書いてきた久里ですが、最近、感覚だけでは限界を感じています(;・∀・)


 もっと安定したペースで執筆したい。

 となると、やはりプロットを練り込むべきなのか…?


 と考えたのですが、みなさまはプロットをどれくらい練り込んで作られているものなのでしょうか?


 最初から最後まで伏線も含めてきっちりかっちり決められている方もいれば、

 ふわふわっとラストだけ決めている方もいると思います。

 参考までにすこしでもお聞かせ願えたらとても嬉しいです…!<(_ _)>

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