応援コメント

第47話 トライ&エラー」への応援コメント

  • 楽しみに読ませていただいております。

     ――時に現場では、真剣にそれぞれが譲れない立場で
    ぶつかり合うことで、
    ようやく違う「切り口」にたどり着くこともあるという、
    そういうことでしょうか( ´∀`)。

     こんな風に ”ぶつかり合う” ことを、どちらかと云えば避ける事が
    理由如何に拘わらず、日常増えていることを思うと、
    イスミさんらしからぬ頑なさにも、じつは理由があったのかなと
    納得してしまいそうです。

     楽しみに続きをお待ちしております♪

    作者からの返信

    未知のお仕事をする場合、それぞれが自分のポジションでベストな提案を出してきます。
    ただ、その人たちが優秀で、真剣であればあるほど、その提案は「とんがった」ものになってしまい、それぞれの部署においては最高の品質であっても、それがいいものになるとは限らないんですよね。
    例えば「最高レベルで地震に耐える建物」を設計したとしても、柱だらけ、壁だらけでは使い物にならないですし、「解放感最高」な家を作ったら、今度は家の前を車が通っただけで揺れる建物になってしまったり。

    そこを調整するのが、今回のいすみのようなポジションではあるんですが、だからといって、それぞれが相手の立場を考慮しすぎると、中途半端なスペックになってしまいますので、「最高の提案をさせつつ妥協を強いる。」という相反することをしなければいけないのが、このポジションの辛いところです。

    人徳があって、ベテランであれば、作業は進んでいきますが、そうでないと遺恨が残ってしまい、今後の業務にも支障が出ます。
    それを防ぐため、華江や田尾に任せることなく、いすみは自分が憎まれ役を担っているという側面もあります。