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2018年11月12日 11:51
楽しみに読ませていただいております。 ――時に現場では、真剣にそれぞれが譲れない立場でぶつかり合うことで、ようやく違う「切り口」にたどり着くこともあるという、そういうことでしょうか( ´∀`)。 こんな風に ”ぶつかり合う” ことを、どちらかと云えば避ける事が理由如何に拘わらず、日常増えていることを思うと、イスミさんらしからぬ頑なさにも、じつは理由があったのかなと納得してしまいそうです。 楽しみに続きをお待ちしております♪
作者からの返信
未知のお仕事をする場合、それぞれが自分のポジションでベストな提案を出してきます。ただ、その人たちが優秀で、真剣であればあるほど、その提案は「とんがった」ものになってしまい、それぞれの部署においては最高の品質であっても、それがいいものになるとは限らないんですよね。例えば「最高レベルで地震に耐える建物」を設計したとしても、柱だらけ、壁だらけでは使い物にならないですし、「解放感最高」な家を作ったら、今度は家の前を車が通っただけで揺れる建物になってしまったり。そこを調整するのが、今回のいすみのようなポジションではあるんですが、だからといって、それぞれが相手の立場を考慮しすぎると、中途半端なスペックになってしまいますので、「最高の提案をさせつつ妥協を強いる。」という相反することをしなければいけないのが、このポジションの辛いところです。人徳があって、ベテランであれば、作業は進んでいきますが、そうでないと遺恨が残ってしまい、今後の業務にも支障が出ます。それを防ぐため、華江や田尾に任せることなく、いすみは自分が憎まれ役を担っているという側面もあります。
楽しみに読ませていただいております。
――時に現場では、真剣にそれぞれが譲れない立場で
ぶつかり合うことで、
ようやく違う「切り口」にたどり着くこともあるという、
そういうことでしょうか( ´∀`)。
こんな風に ”ぶつかり合う” ことを、どちらかと云えば避ける事が
理由如何に拘わらず、日常増えていることを思うと、
イスミさんらしからぬ頑なさにも、じつは理由があったのかなと
納得してしまいそうです。
楽しみに続きをお待ちしております♪
作者からの返信
未知のお仕事をする場合、それぞれが自分のポジションでベストな提案を出してきます。
ただ、その人たちが優秀で、真剣であればあるほど、その提案は「とんがった」ものになってしまい、それぞれの部署においては最高の品質であっても、それがいいものになるとは限らないんですよね。
例えば「最高レベルで地震に耐える建物」を設計したとしても、柱だらけ、壁だらけでは使い物にならないですし、「解放感最高」な家を作ったら、今度は家の前を車が通っただけで揺れる建物になってしまったり。
そこを調整するのが、今回のいすみのようなポジションではあるんですが、だからといって、それぞれが相手の立場を考慮しすぎると、中途半端なスペックになってしまいますので、「最高の提案をさせつつ妥協を強いる。」という相反することをしなければいけないのが、このポジションの辛いところです。
人徳があって、ベテランであれば、作業は進んでいきますが、そうでないと遺恨が残ってしまい、今後の業務にも支障が出ます。
それを防ぐため、華江や田尾に任せることなく、いすみは自分が憎まれ役を担っているという側面もあります。