第11話 初勝利
真夜中に変身したメグミちゃんはロボの着ぐるみを身に纏っていた
赤く四角い頭で首と手足の連結はバネのつなぎで手はマジックハンド
頭の上には黄色いランプが点灯し灯台のように光回っていた
腹部にはエネルギーメーターがついておりその上部から顔が出せるようになっていた
自衛隊のサーチライトがロボを照らす
照らされたライトから順にロボのビームで溶かされていく
サーチライトが全て溶かされた瞬間一瞬強烈な光が放たれた
その光に向けてロボからミサイルが放たれた
その爆煙の中からバク転でいつもの巨人が現れた
もはや巨人に変身の隙は無い
バク転した勢いから反動で地面を蹴り一気に間を詰めロボへ右ストレート
ロボの頭がぐるぐると回りながらミサイルを連続で発射した
発射されたミサイルは誘導されて避けた巨人の代わりにロボに当たった
ロボが爆煙に囲まれている隙に巨人がライダースを脱ぎ、脱いだライダースが七色に光り再び着るとその服は赤い特攻服に替わっていた
そしてどこからともなく木刀が回転しながら巨人の右手に飛んできた
見もせずに木刀をキャッチしてそれを肩に担ぎうんこ座りした
背には白い文字で鬼包み上等と書かれている
それは全て一瞬の出来事
爆煙から飛行機が星空に飛び出した
その飛行機はプロペラ機でボボボボボと黒い煙を立てながら空中で停止した
操縦席の部分から首を出す形で顔を出すメグミちゃんはゴーグルを装備している
両翼から大量のミサイルを発射した
その全てを木刀でたたき落とす巨人
最後の一発を飛行機に向けてかっ飛ばした
見事に飛行機に当たった
飛行機は白い煙をあげながら高度を下げ、そこに巨人が飛び上がり木刀でたたき落とす
落とされた飛行機は変形してロボットへと変わり何とか着地
そのまま手を伸ばしてのパンチで空中の巨人を襲う
そのパンチを柄で払い上げそのまま木刀をロボの脳天に叩きつけた
ロボの頭から青い電気がはしり大爆発を起こした
初勝利だ
信じられないという感じでゴウダ大佐はつぶやき
巨人は勝利の咆哮を上げた
大爆発した後にはロボットの着ぐるみを着た女性が倒れていた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます