第2話 公式井戸端板1

バーチャルファンタジーGXの公式サイトには、掲示板が存在する。

某チャンネル板とは違い、キャラの顔が表示され、吹き出しのようになっている。

スレットも自由に立てる事が出来るが、公序良俗に反するものは即座に削除される。



スレッド【仙人、釣り辞めるってよ】



「仙人潰しきたあああああ。」


「てか40時間って、普通越えないだろ?」


「だな。」


「釣り好きなフレ居るけど、そこまで嵌れないと。」


「リアルで釣りいきゃいいだろ。」


「田舎はな。」


「は?」


「はあ?」


「都会だと、釣り堀半日でも4000円はかかる。実際海に釣り行ったとしても交通費とかでそれ位かかる。」


「禿同」


「禿同」


「禿ました。」


「つス●ルプ」


「タダのシャンプーだろ。」


「話戻るが、釣れる場所行って釣りするだけだろ?このゲームの釣りって」


「んだんだ。たまにブリ祭りとか港である位か。」


「でもまだ図鑑コンプ者いねんだろ?」


「???が、@2種な。」


「???もだが、全種99匹も無理ゲーだろ。」


「シマアジが全然釣れん。」


「1年以上経って、シマアジ祭りがないとかアホすぐる。」


「シマアジ 8匹」


「すげーーーー。」


「マジ、すげーーーー。」


「そういや仙人って何処で釣ってるの?」


「最初の川だろ。」


「フナと鯉釣って楽しいのか・・・。」


「すげえな、あんなとこでクールタイム食らうか?」


「仙人、最初の川で鯵釣ってたぞ。」


「はあ?」


「はあ?」


「いやいや、ありえんだろ?」


「鯛も釣ってたらしい、バラサンの奴が言ってた。」


「そういや、バラサンの奴らが最初の川に彷徨いてたな。」


「仙人に釣りならっとるらしい。」


「違うな。」


「あれ、ローラたん親衛隊だろ。」


「おいおい気軽に俺の嫁の名前だすなよ。」


「ローラたんは、俺の嫁だ」


「俺ンだっつううのっ!」


「で、その嫁がどうした?」


「仙人に首ったけらしい。」


「ガタっ」


「ガタタっ」


「ガタタタタっ」


「包丁って何処売ってたっけ?」


「餅付け、PK出来んから。」


「最初の川でMPKしたるっ!」


「最初の川にモンスターいねえだろっ」


「誰か仙人呼び寄せろ。」


「ブリ祭りの時は、港行くだろ?」


「おおおおっ!」


「それだっ!」


「港に入る前にモンスぶつけるんだ俺w」


「俺もw」


「俺もww」


「俺もwww」


「仙人Lv1らしいが?港行けるのか?」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


「マジで釣りしかしてないのか仙人。」


「そりゃそうだろ?」


「クールタイム2回だからな。」


「クールタイム中何してたんだ?」


「見かけない。」


「ONしてないんじゃね?」


「これって釣りゲーか・・・。」


「さすがに釣りギルドのバラサンの奴らだって、冒険くらいしてるべ。」


「恐るべし、仙人。」


「俺も釣りするか。」


「おい!」


「おい!!」


「おい!!!」


「ローラたんと仲良くなりたい魂胆まるわかりだな。」


「こいつら一斉に最初の川にむかってんじゃね?」


「舐めるなっ!もう最初の川だ!!」


「舐めるなっ!誰もいなかったのは確認済みだっ!」


「舐めるなっ!ローラたんのON時間じゃないのは確認済みだっ!」


「リアルで女友達つくれよ・・・。」


「断るっ!」


「断らんがっ、できんっ!」


「リアルは、風俗で・・・。」


「ちょっ・・・。」


「ちょ・・・。」


「話をぐるっと戻すけどなあ。俺の嫁が仙人に首ったけって何処のガセ情報ジャイっ!」


「ほれ つ」


「うはっ、なんだこの密着度は・・・。」


「首ったけ以外の何ものでもねえな。」


「これってパソエリの警告出てねえの?」


「切ってンだろ。」


「・・・orz」


「仙人許すマジ。」


「許しちゃうのか?w」


「w」


「俺「ブリ祭りってのが港でやってるからさ、俺が護衛してやんよ。」」


「なるほど、その手があったか。」


「その手があるな。」


「お前らが護衛せんでも、お前らの嫁が護衛すんじゃね?」


「嫁ごとMPKしたれ。」


「するかっ ぼけっ!」


「嫁は俺が守るっ!」


「いや、俺がっ!」


「仙人釣り期間中に祭りって無かったのか?」


「あったよ。」


「あったな。」


「港でブリ沸いてたべ。」


「で、嫁は?」


「ほれ つ」


「美しい。」


「さすが俺の嫁。」


「楽しそうにブリ釣ってるなあ。」


「仙人写ってないべ?」


「仙人は・・・。」


「最初の川だろ。」


「だな。」


「んだ。」


「駄目じゃん。」


「むしろ男らしいわ。脇目もふらず。」


「だ、だな・・・。」


「ん、んだ・・・。」

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