言葉
言葉は、一種の魔法だ。
何度も何度も助けられていた記憶が今も忘れられない。
言葉は、一種の呪いだ。
何度も何度も殺されかけていた記憶が今も私を脅す。
消えない過去、消えない自分、消せない現在。
見えない心、見えないモノ、見えない未来。
それらが、合わさり孤独と絶望に私を蹴落とす。
何度も何度も期待して何度も何度も絶望して
疲れはて君の元へいき君の優しさに甘えつつもこれまた、絶望して。
ああ、笑いたければ笑えばいい。
ああ、同情したければ同情すればいい。
それが、君の信じた正義なのだろう?
月は太陽と星夜空がないと輝けない。
ならば、君が主役の月で 私が星と夜空になろう。
君の言葉になろうではないか。
さぁ、君の君だけの言葉を私に聞かせておくれ。
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