夢世界

夢世界そこでは、僕たちの夢を食べる。

バクバク、君の夢を食べる。

バクバク、僕の夢を食べる。

そうすることで、夢世界はとても賑やかになる。

それと同時に、僕らに夢への飽きがくる。

それは、きっと僕らが望んだこと。

きっとそれは、君の欲望。

人は、何かに自分の中の何かを奪われることに感動を覚える。

きっと、夢も例外じゃない。

それを、人が飽きと呼ぶのなら。

僕は、美学と呼ぼう。

ほら、今日も何かに君たちは飽きを感じ新しい物を求める。

物事には、終わりは無い全てゼロでゼロから何かが生まれての無限な連鎖。

もし、僕の命が散っていくときはどうかこの世を「夢世界」と呼ばして欲しい。

きっと、これが現実ならば僕の命が報われない。

誰かの、嫉妬、好意、希望、絶望が混じりに混ざったこの世界でちっぽけな

命が報われたとしても別にいいだろう。

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