8ページ目 JP-16 人鳥台
「とりあえず人鳥台駅設置付近まで線路敷設してみたんだが…」
そう。今日はPPPライブをやっていない日。普通どれだけの観客が来るのかわからないのである。
「ここのことに詳しい奴が近くにいたらなぁ…」
「お呼びかしら?」
「失礼ですがあなたのお名前は?」
「マーゲイよ。」
「普段ここにはどのくらいの観客が来るのですか?」
「そりゃもうたくさんよ!」
「どこらへんまでお客さんが埋まりますか?」
「どこらへんかね、少し歩いてみるわ。」
PPPライブの舞台から観客席の2倍くらい遠いところを歩いた。
「こんな感じよ。」
「ありがとうございます!じゃあ駅は」
「このへんに作るのはどうでありますか?」
とプレーリードッグが伝えた時にはもうすでに駅はできていた。
「お前ら建設するの早くない?」
「速度には自信があるっス。」
「ちゃんとPPPのロゴもついてるし、最高です!」
「あとは線路と駅名標をつけるだけだな。」
そして線路を引き終わり、次の建設地へ向かう。
「あれ、次の駅の駅名って何っスか?」
「
「雪山…うう、聞くだけで寒くなるっスよ。」
「あ、なら楽屋から上着を取って来るわ。」
「マーゲイさん、ありがとうございます!」
…誰か忘れてない?
「投稿ペースが遅いやつなんて知らないであります。」
プレーリーさんまで厳しくなって…うう…
「そろそろ出て来るっス。ナレーターと会話とかおかしいにもほどがあるっス。」
【いや作者と話すのも結構おかしいとは思うけどね?】
「いやまあそうっスけど。」
「あれ、マーゲイ騒がないな?」
「もうこの距離離れれば多分作者のテレパシー(?)が届かないのかもね。」
「そんなに貧弱だったんだねこれ。」
【そういうことじゃないよ、こちらで伝えてる人を決めてるんだから。】
「じゃあ博士たちにここから伝えることもできるでありますか?」
【できるけど…やめておこうかな?でも、それを使うのも面白そうだね!今度やってみよ〜!】
「あ、もしかして私これなんかいけないこと吹き込んじゃったでありますか?」
「まあこれから起こる災難は全部作者のせいっスし、気にすることないっスよ。」
【ひどい。まあこの小説書いてるの僕だし当たり前っちゃ当たり前だけどね。】
〜その頃中村橋富雄たちは〜
「私はとある方と結婚していた。しかしその方はDVがひどかったの。」
「だから離婚して今は僕と…」
「しかもその方はバツ1で前の彼女との子である巌根 真幸を連れて来ていて、私はこの子達をその男から守るために船で逃げさせたの。」
「だからこの子がジャパリパークに…」
「さらに、巌根 真幸と平城山 松前が同い年っていうから不倫してたのね。」
「まあ僕もバツ1だしね。石動も連れて来たし…って石動はどこ?」
「父さん、ここにいるよ?」
「ここにいたか〜ってなんでここにいるんだ?」
「家に一人にしておくわけにはいかないでしょうよ。」
「そう考えるとそうだな。」
「そして松前たちはジャパリパークについた…のよね?」
「うん!そこで楽しく暮らせてたよ!キツネのお姉ちゃんたちが面倒見てくれてたんだ!」
「私は一つの船にみんなを乗せた。そのうち一人、平城山 松前がジャパリパークについていた。つまり、巌根真幸と平城山 巻もいる。そうよね?」
「うん!みんな元気に暮らしてたよ!」
「そこで僕がこの子だけを連れ戻して来ちゃったのか…なんてことをしちゃったんだ…残り2人も連れ戻して来なきゃ!」
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