5ページ目 JP-12 獅子城
【やっと獅子城までたどり着いたね。】
「お前は何もしてないがな。」
【んで、】
「あっ話逸らした。」
【こっから先の展開どうしようかな…どうする?】
「えっそれおれっちたちに聞くっスか?」
【いや、そう言われたらそうなんだけど…ほんとどうしようかねぇ…?】
と言うとすぐにとある三人のフレンズがこちらに気づいてかけよってきた。
「おいお前らァ!何をしに来たァ!」
「ひぃ…」
「いや鉄道を敷きに、というか駅を作りに来たんだが、どこらへんがいい?この城の近くにしたいんだが。」
その言葉を言うや否やピリピリした雰囲気が雲散霧消した。
「ああ、あれのことね。もう周りはその話題で持ちきりだよ。もうパークで知らない人はいないんじゃないかな?」
「で、どこに駅を作るだったかだよな?やっぱり合戦場に行く道は邪魔されたくないな。」
「こちらとしてもあまり線路は曲げたくないでありますね。」
「じゃあこの道に沿う感じになるね。」
「ただ、線路を城から見て島の内側を通すか外側を通すか…」
「Rを大きくしたいから外側がいいか。」
と言うとビーバーがとある単語に疑問を持った。
「その『あーる』って何っスか?」
「線路の曲げ方の急度…って言えばいいのかな?…を表す数字だね。大きければ大きいほどゆっくり曲がっていくし小さいと逆に急に曲がっちゃうって感じだね。」
「確かに急だと乗り心地が悪くなっちゃうからな。」
「よし、じゃあ早速作り始めるであります!ビーバー殿、設計図h」
「できてるっスよ!今回のコンセプトは『ライオン』っス!」
「噂通り早いね…」
「手伝えることがあればなんでも言ってね。力になるよ。」
〜数時間後〜
「資材運び手伝ってくれてありがとうであります!おかげで少し早く完成したであります!」
「ここから駅間が短いのが2区間続くんだよね。」
「次とその次の駅名って何っスか?」
「…
「…近すぎないっスか?ここからそう遠くないっスよ。」
「まぁ需要は多そうだし…」
「それだったら合戦場行くのに歩いて行くんじゃなくて電車に乗るのも一つの手としてできるってことか。疲れずに済むようになるな。」
〜その頃中村橋富雄と拾った子供は〜
「うーん…ん?あれ?ここ、どこ?」
「ここは
「じゃあジャパリパークじゃないってこと?帰らせて!ジャパリパークに帰らせてよ!」
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