3ページ目 JP-10〜11 湖畔〜針林

「さて次の駅の建設予定地は…」

「あ、いつも木材を取ってるところでありますね!」

針林はりばやし駅…名前安直すぎないか?」

【しょうがないでしょそんな僕センスないし発想力もないんだから…】

「きゃっ…びっくりしたっス…」

【あ、ごめんね?】

「中村橋さんがいなくても喋るんだな。」

【あ、うん。多分これからも首突っ込んでくからその時はよろしくね?では、じゃあの!】

「じゃ、じゃあの。」

「とりあえず、この線路を地上に出そうか。」

「わかったっス。」


〜数時間後〜


「線路を地上に出したわけだけど、こっからどうしよう?」

「どうしようも何も、針林駅まで線路を伸ばすほかないでしょ。」

「そうっスね。」


〜その頃図書館では〜


「そういえば博士、『サンドスターが液体状になって出てくる』のは温泉も当てはまるのでは?」

「確かに当てはまるのです。しかし、いちいち温泉まで行くのは辛いのです。しかも使う湯量も多いのです。温泉の湯がなくなってしまうのです。さらに、サンドスター濃度が薄いのです。ちゃんと守ってくれるのかわからないのです。ただ、これは私の推測に過ぎないのです。実際のところ、よくわかってないのです。」

「なるほど、そんな理由が推測できるのですね。やはり博士はさすがです。」

「当たり前なのです!私を誰だと思っているのですか?」


「…はかs」

〜その頃こはん付近では〜

「ちょ、ちょっと!なんで切るのですか!?渾身のネタなのです!」


 博士は『〜その頃こはん付近では〜』をぶん投げながら叫んだ。すると助手はこう呟いた。


「そのネタはもう古すぎるのです。」

「それにしてもひどいのです!」

「あー、もうこうなった博士は止められないのです。私がなんとかするですから先進んじゃってほしいのてす。」

【アッハイ。それでは!】


〜その頃こはん付近では〜


「一応、針林駅の建設予定地まで伸ばしたけど、もう夕方だから駅の形などは明日決めようか。」

「そうでありますね!」

「テントしかないけど…いいかな?」

「「いいt」」

「そのネタはダメでしょ。てか懐かしいなそのネタ。」


「あ痛っ!ん?何これ?」

「『近イそこの貝は〜はん寸でヒト〜』…なにこれ?」

「さあ…?わからないっス。」

「とりあえず、寝ようか。」

「そだn」

「そのネタも懐かしいな…」


〜その頃中村橋富雄は〜


「えっ…なぜここに…!」

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