第12話「謎」

あの事件から1ヵ月この事態にもかかわらず国はなかなか動かずその間にいくつもの町が滅んだ謎。


命かながら逃げて来た者たちを国はなかなか対処しない、軍は上からの命令がないとこっそりと小規模でしか動くことができず、ほとんどの一般人を救えていないのが現状だった。


化け物たちは様々な場所で出現し、軍隊は初めは化け物たちを倒してはいた。

だがいつの間にか並の兵装では傷つけることもできなくなっていた。

そのために次々と陥落した…。


国がその重い腰を上げたのはさらに3ヶ月後の事、他の国にも化け物が現れるようになった頃だった。


兵士たちには新型の武器が支給された。その武器は貫通力を高めた特殊な弾丸を放つ為のもの。

結果その武器のおかけでたくさん人々が救うことができ、化物たちをある一定の場所にまで追い込んだたが、そんなには長くは続かなかった。

その少し前で効いていま武器が再び全く聞かなくなったのだ。


そう、化け物たちは恐るべき早さで進化をしていたのだ。

化け物たちを殺せるはずの武器が効かなくなり、再びどうしようもなくなった兵士たちの多くが殺された。


「どうしてだよ何で効かないんだよ!」

ある兵士は怒りを露にしながら

「どうしてだよーー助けてくれーー」

ある兵士は涙を流しながら


兵士たちは逃げるが人間の足では逃げ切れるはずもなくほとんどの

兵士が化け物たちに喰われてしまった。


国はその自体を受け、兵器を作り出したがまた直ぐに効かなくなった。


人々は考える。


一つ

何処から化物たちはやって来たのか?

一つ

何故化け物は人を喰らうのか?

一つ

なぜ国は化け物を殺すことができる兵器を次々と生み出せたのか?


それは一個人には分からないことだった。

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