応援コメント

引用・参考文献」への応援コメント

  • 面白かったです!!!!
    日韓関係というデリケートなテーマながら、くすっと笑えるシーンもあり、熱いシーンもあり。すごく没頭して読みました。

    国家間の対立がなくなることは、恐らくないんでしょうね。
    個人で交流するとしても、文化の違いや歴史的背景を完全に排除して付き合うことは無理です。
    それでも、同じカウンターで横並びに座って、同じものを食べることはできる。
    小さな希望の見えるラストでした。

    本当に面白かったです。この作品に出会えて良かった。
    素晴らしい物語を、ありがとうございました!

    作者からの返信

    最後まで読んで下さり、そして星とレビューまで下さって、本当にありがとうございました。とても熱いコメントを頂けて、幸福なこと限りありません。(泣

    私も、日韓の対立がなくなることは恐らくないと考えています。日本と韓国が付き合ってゆくことは、たとえ個人の関係でも難しいものがあると考えています。

    けれども希望を失ってはならない――ということを伝えたくてこの小説を書きました。その点をはっきりと読み取って下さったのは、私が知る限りではすずめさんが初めてです。日韓の対立の原因は何なのか、それを深く考えてゆけば、ひょっとしたら希望の光は見えてくるのかもしれないのです。

    私のほうこそ、すずめさんに読んでいただけてとても幸せでした。

    こちらこそ、本当にありがとうございました!!!!

  • まだ作品は読んでる最中ですが、参考文献というところが気になって入りました。

    ハングルや韓国語のルビがすごくらしく書かれてたからもしかしたらとは思いましたが、やはり韓国の方に検収をもらってたのですね。

    まだ読んでる最中で、ここ最近ちょっと忙しいところもあるので、今すぐ全部を読むのは難しいですが…。
    個人的にすごく興味のある話です。
    参考文献の多くに対しても、この作品もですね。
    じっくりと読ませていただきます。

    作者からの返信

    読んで下さり、そしてコメントして下さりありがとうございます。

    私は一応韓国語の知識もあるのですが、一歳児程度の語彙力しかないですし、機械翻訳ではリアリティもないと思い、韓国人の友人を頼りました。そして、実際に韓国人と付き合うと、日本人とは色々と違っていて驚かされることがしばしばあります。そんな私の個人的な経験も多く反映されています。

    何卒今後ともよろしくお願いいたします。

  • 完結、お疲れ様でした。
    最終的にみんな仲良く出来たらなぁと思いますが、現実はなかなか厳しいものがありますね。
    こんな事が日常で起きない事を祈ります。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そのとおりです。仲良くできたらいいのに現実は難しい、それでも希望を失ってはならないということを書きたくて私はこの小説を書いたのです。言いたいことを汲み取ってくださって、誠にありがとうございました。

  • 執筆お疲れ様でした。
    あの事件でたくさんの死傷者がでたことを知り、とても驚きました。
    日韓問題は最近も色々報道されていますが、私は隣国であり友好国であって欲しいと思っていたので正直衝撃的な内容でした。
    エピローグのラスト一文がとても印象に残りました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    日本と韓国は、ここ二十年間で最も冷え込んでいると言われています。そんななかで、あえてこのような問題を扱ったことは、はたして読者にどう受け止められるかが気になっておりました。

    最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。

    あと、『神送りの夜』のフォローもありがとうございます。

  • この作品に関し、上手な感想は私には書けません
    ……のでご容赦願います。
    一言言えるのは、読み終えたとき、
    紙の本を一冊本を読んだ、そんな感じでした。
    きっとキムチを食べるたびにこのお話を
    思い出すと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    英知さんがそう仰ってしまう気持ちも分かります。この作品は、どうもコメントしづらい作品であるらしいのです。今までの経験から分かっています。

    (多分ね……英知さんの嗜好に合った作品は、『すしプロ』よりも『神送りの夜』のほうなんですよ。まあ、読者選考期間が終わって、時間が開いたときにでも手に取って頂けたら幸いですが。)

    それでも、そもそも題材が題材であるゆえか、この作品は避けられている、色々な人が一文字でさえも読んでくれないという側面があるんですね。そんななか、全てを読了して下さったことは、ただそれだけでもありがたいですね。

  • 前から気になりつつも、最後まで読めるか自信がなかったので、応援ボタンも押さないでいたのですが、読了できました! デモのシーンからは、『オルフェウスの窓』を読んだときを思いだしました。迫力があって、すごかったです。
    ……おとうさんには、びっくりでしたね。女将さんだと思っていたので……
    執筆、お疲れさまでした。

    作者からの返信

    ありがとうございます! 励みになりました!

    『オルフェウスの窓』読んだことないのですが、コンテストが終わったらじっくり読んでみようかと思います。

    お父さんのネタは、実を言うと元ネタの漫画にも一度だけ描いたのです。

    星まで付けて下さり、本当にありがとうございました。

  • 完結、お疲れさまでした。面白かったです!

    「泥棒かささぎ」の管弦楽が荘厳に鳴り響く中、素敵な大団円。
    心地良い余韻を導くエピローグ。

    テロでの死者数の多さにハッとしましたが、これもカリカチュアされたシュールな数字だと思えて、そこまで悲惨な印象は受けなかったです。

    リアルに掘り下げようとすれば、笑えないことも多い日韓関係。それを大きなユーモアで包んで、リアルなのに軽やかな風刺画に仕立てている。細部まで繊細な配慮を施す、千石さんの文章力があってこその名作だと思います。

    誠君、男気があってカッコいい! 黙って去っていった念仁君も。

    やっぱりこの2人、好きだなぁ。

    念仁君から熾子に渡すはずだった「サランハゴイッタ」の言葉。それが本来敵であった誠君を経由して渡される演出も気が利いていました。

    離れてしまった友人たち、恋人たち。再び手を結び合うことは難しいとしても、こんな風に思い合える日が来るといい、と思いました。

    レビューは時間ができたときに。
    星はそのときに入れますね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    私はいつもラストの一文を考えてから物語を書く人なのです。なのでこの物語も、このラストのために書いたといっても過言ではありません。

    特に、日韓関係はここ二十年間で最悪化していると言われています。リアルでありながらも、できるだけ中立的になるよう、そしてできるだけ笑えるよう細心の注意を払って書きました。そこのところを汲み取って頂けて本当に幸いです。

    私もね、最後の最後で誠を格好良く書けてとてもよかったと思っています(ただし実を言うと、この演出は今の今まで全く意識していませんでした。純太さんから言われて、なるほど、と思った次第です)。

    韓国と友好的になれたらいい、とは私も正直なところ素直に言えないのです。けれども、やっぱり敵対するよりかはいいので、このようなラストになったのです。