応援コメント

Ⅱ それは少し違うんじゃないかな――って思って。」への応援コメント

  • むぅ……
    熾子とイルペの関係は、熾子と日本の関係と同じ感じなのかもしれない。
    熾子は日本を否定してはいないけれども、そういうものだとバッサリ切り捨てている気がするんですね。もちろんイルぺも。そこにいる人はそういう人だとカテゴライズして。これだと絶対に歩み寄れない。
    玉子はそれがわかっているのではないでしょうか?

    カイカイを見ていて思うんですよ。無条件愛国主義って、自分の国は素晴らしいって意味じゃないですよね?
    自分の国はあの国より優れているとか、あの国は嘘つきで自分たちが正しいとか、マウントを取りたいだけに思えてくるのです。

    特に今のままだと、韓国だから嫌いという日本人も多いかもしれません。でもそれは、熾子さんの言うイルペだから嫌いというのと変わりないんじゃないかなぁと思います。

    とても深い話だと思います。

    作者からの返信

    まあ、少し似ているのではないかとは私も思います。もっとも、イルペ(イルべ)は日本で言うところの嫌儲板を少し過激にしたところなので、熾子の言うところも多少の利はあるとは思いますけどね。

    ただ、そうであっても、一方的にこうだとカテゴライズしてバッサリ捨てているところは確実にありますね。そして、玉子にもまたそのような面があります。これでは、この二人の関係は上手く行くわけがありませんね。

    > 特に今のままだと、韓国だから嫌いという日本人も多いかもしれません。でもそれは、熾子さんの言うイルペだから嫌いというのと変わりないんじゃないかなぁと思います。

    これは完全にその通りだと思います。

    無条件愛国主義にしろ、結局のところ何かを愛するという感情はありませんね。あるとしたら自己愛でしょうか。自己愛と他己愛の区別がなくなっているのだと思います。