2018/5/20 蚕起食桑 3日目にして書くことが

 とりあえず3日坊主にはならずに済んだ。


 しかし3日坊主、と聞くと頭を剃った坊主が「や~めっぴ」っっつってる場面が思い浮かぶけれども、断髪したことをあっさりやめてしまえるのは、ある種執着にとらわれていない悟りの姿勢であるような気もしてこないだろうか。してこないか。なんでもないです。


 今日は以前から気にはなっていたケバブ屋に行った。

 店員が中東系の兄ちゃん一人だった。一緒にいった友人いわく、月~土まで一人体制で店が回っており、彼が観測している限り既に4回人の移り変わりがあったそうだ。闇。


 小汚い狭い店内で食うケバブカレーは上手かった。特に肉がしっかりとした味を出していた。プラ容器に盛られるというちゃちさも、何年掃除してないかわからんそこかしこのスペースの、象の置物やらやかんやらボーリング大会のトロフィーやら、誰かの何かが確実に断層で積み重なっていっていることが分かる内装も、見方によってはエモい。


 エモい、てemotionalから来てるのは間違いないが、得も言われぬ、と混ざって得もい、えもい、とかなってったりしねえかな。しねえな。なんでもないです。


 


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