2018/5/20 蚕起食桑(かいこおきてしょくをはむ)

 今日は朝から図書館に篭って勉強をした。


 朝から、といってもこれは私基準の朝であり、実際には午後1時ぐらいからである。


 じゃあ昼じゃねえか、と思った諸氏。全面的にそちらが正しい。


 ついでに「篭って」と使ったが、こう書くとまるで閉館時間までずっと行ったように聞こえるけれども、飽きて3時間ほどで出てきた。


 というわけで冒頭の一文をお詫びして訂正する。


 今日は昼(朝は寝ていた)から図書館にそこそこ篭って勉強をした。


 基礎的財政収支だの、マネタリーベースだのといった聞き慣れない言葉を書き写していたところ、その中に「適温経済」なるものを見つける。


 経済が安定している様を指すらしいが、これはきちんと肌感覚があるようで良い。他の経済単語ももっと私に馴染んでもらう努力をすべきだと思う。


 良い、といえば、日曜日ということもあり、お子様を道行く中でも図書館でも多数見かけたのが良かった。


 特に勉強している最中、外から響いてきた「ぶりーぶりー!!」「ぶりーぶりー!!」の共鳴と、小さい背丈に合わせたベビーカーに、ドキンちゃんのぬいぐるみをのっけて押している3歳ぐらいの子、どちらもとてもほのぼのした。


 彼らも彼らの適温を生きているのだろう。前者はちょっとヒートアップしていたかもしれんが。


 

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