ギルティブレイク ~Guilty Break~(改稿版)(再々考の為、休止中)
三城 谷
序章【転生する命。そして異世界へ】
プロローグ
目を覚ます事は、もう二度と無いと思っていた。
そんな人間がもし、もう一度太陽の下で人生を
だけどそれは
もし起きるとしたらそれは、奇跡という範囲を超えているという事だ。
でも、それでも僕は、それが現実にあった事を知っている。
――だから
繰り返された人生だけれど、僕は主人公じゃないけれど、それでも……。
これから、この世界に来るかもしれない誰かにこれを伝えなくてはならない。
それが僕の、唯一出来る
「…………サツキ?時間じゃぞ?」
「――あぁ、うん。分かったよ。今行くから、少し待って」
これは僕の出来る罪滅ぼしで、僕が背負わなくてはいけない事例だ。
ギルティブレイクを持つ僕が、この世界で生きている限り。
――そうでしょ?これが僕の「 」なのだから。
誰も居ない空を見つめた如月皐月は、紫色の魔法陣の中で消滅したのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます