幼い子供にとって大人の異性に愛を表現する事は、とても難しいことであった。 ただ自分の側にいてくれるだけでも嬉しく心は満たされていて、母親から受ける暴力、虐待でさえ隣人の好きな男性に干渉させる手段になっていたのだ。それ故に虐待の苦しみでさえ彼女は、我慢できる歪んでいる考えと思わなかった。しかし、そんな事は、いつまでも続くことは、無かった...