第10話 ひとりぼっちの朝 side:清守 映



窓から差し込んでいる朝日で目が覚める。

「ふぁ~ぁ・・・」

(チク・タク チク・タク)

「え~っと・・・7時・・・50分・・・。」

「・・・ふぇぇえ~!!!寝坊だよ~!!!」

なんで誰も起こしてくれなかったの~って思いながら荷物の準備を始めたところで、ママとパパが出張で海外居ることを思い出した。


「お昼寝用の枕と、ひざ掛け。おやつはどれにしようかなぁ~。」


(チク・タク チク・タク)


(チク・タク チク・タク)


(チク・タク チク・タク)


「ふぇぇ~!!一つになんて決められないよぉ~!!」

チラっと時計をみる。

「きゃ~!!遅刻~!!!とりあえず、全部持ってっちゃえ~!!!」

おやつを鞄に詰めて、玄関で靴を履く。


「💡!!本当はだめだって言われてるけど・・・ママたち居ないし、遅刻しそうだし~。いいよね、今日だけだから、いいよね。。」

遅刻しないための良い手段を思いつき、人に見られたらいけないので本当は禁止されてるけど・・・今日だけと言い聞かせて辺りを見渡す。

「は!まだ家の中だった~( 笑 )じゃあ、いってきまぁす!」


遅刻を防ぐ唯一の手段を使った。

目的地は、バス停の手前の公園のトイレ!!




そして、私の日常は・・・

大冒険へと変わった。







✄- - - - - - キ リ ト リ - - - - - ✄


こんばんは、ひなです((*_ _)

Яe:Pwrite第10話いかがでしたでしょうか?



今回のお話は、

マイペース・ドジっ子・天然の3大要素(笑)をもった、

清守すみもり はゆるsideのお話でした!

寝坊したというのに、お菓子を迷う彼女は、多分・・・7人の中で1番の大物でしょうね(笑)

どんな時にも自分のペースを崩さないのが彼女ですから(笑)




同じ朝でも、時間軸は

燈灯・鈴夢・丞→澪佳・花鳥・悠→映ですね。



フォロー・応援・★・レビューお待ちしてます♬.*゚




次回、第11話「空っぽの街」

どうぞお楽しみに*☆



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