第9話 静かな朝 side:畦地 悠



ピピピピ・・・ピピピピpカチッ

「・・・。朝・・・。」

むくりと起き上がって着替える。

制服よりも、迷彩服が着たい・・・・・・。


「馬鹿なこと考えてないで早く準備しよ・・・。」

今日は放課後にチームの練習もあるし、道具とか持って行ってもいっか。

「試したいことがあるんだよねぇー♪」

準備しながら放課後が楽しみになる。


「朝ごはん、朝ごはん。何があるかなー?」

冷蔵庫を漁って、適当に朝ごはんを済ます。

父さんも母さんも、まだ帰ってきてないか。

帰ってきたら寝ちゃうだろうし、起きた時食べられるように軽い食事用意しとこうかな。

また、冷蔵庫を漁って適当に父さん達の軽食を作る。



「いってきまーす」

いつも通り外に出て、そこでいつも通りは終わった。


異変だらけの街に気づく。


街はいつもの賑わいはなく、静まり返っていた。

辺りを見渡すけど、人影ひとつない。


まるで、この街にみたい・・・。

「・・・そんなことあるわけないか・・・。」

一瞬浮かんだ考えを切り捨てて、いつもは乗らないが、《なんとなく》バス停に向かう。





そして、僕の日常は

サバイバルへと変貌を遂げた。





✄- - - - - - キ リ ト リ - - - - - ✄


こんばんは、ひなです((*_ _)

Яe:Pwrite第9話いかがでしたでしょうか?



今回のお話は、

マイペースなサバイバー、畦地あぜち はるかsideのお話でした。

彼は2面性満載な少年です。

普段大人しいくせに、戦闘となれば7人の少年少女の中で1番タチが悪いです(笑)



次回、最もマイペースな天然少女、はゆるちゃんsideのお話です!




フォロー・応援・★・レビューお待ちしてます♬.*゚




次回、第10話「ひとりぼっちの朝 side:清守 映」

どうぞお楽しみに*☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る