第6話 違和感だらけの朝 side:幻中 丞
「ふぁ~・・・。」
いつも通りの時間に目が覚め、浅葱色の袴に着替える。
「おはようございます。今日も何事もない1日でありますように!」
しっかりとお参りしてから掃除を始めたところで
どこから出てくるんだお前は!!
といいたくなる女の子がいつも通り階段・・・・・・の横の雑木林から現れる。
普通に階段使えよ・・・。
そこでふと違和感を感じる。
巫女さんと親父がいない。
おかしい。
こんなこと今まで1度もなかった。
風邪だって必ず出てくるのに。
一抹の不安を感じ、自宅へ戻り親父の部屋の襖を開ける。
「親父ー!いつまで寝てんだよ、体調でも悪いのk・・・って。あれ?」
いない。
家の中も境内も探したがどこにも見当たらない。
「どこいったんだよ・・・。」
玄関に浅沓がある。
つまりそれは、親父が外に出ていないことを物語っているということになる。
式神を飛ばし巫女さんの様子を見に行かせるも反応なしと帰ってくる始末。
ほんの僅かであったはずの不安はこの15分足らずで大きく膨れ上がっている。
何か嫌な胸騒ぎがする。
制服に着替え、念の為式神を連れて、いつもより早めに家を出る。
そして俺の日常は
当たり前からかけ離れた。
✄- - - - - - キ リ ト リ - - - - - ✄
こんばんは、ひなです((*_ _)
Яe:Pwrite第6話いかがでしたでしょうか?
名前の読み方は
燈灯も袴でしたが・・・丞は神社の袴です、和装男子似合う人ってかっこいいですよねー(笑)
まぁ、Яe:Pwrite自体がひなが好きなものを沢山沢山詰め込んだ作品なので(笑)
次回のお話でも存分に「好き」を詰め込んでます!(笑)
フォロー・応援・★・レビューお待ちしてます♬.*゚
次回、第7話「変化の兆しの朝 side:水流園 澪佳」
どうぞお楽しみに*☆
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