第7話 アルバイト
第7話 アルバイト
月曜日も夜9時に家に帰れた。グループ再編の仕事は、なんとか終わりを迎えていた。あちこちの部署から、私に苦情の連絡が入った。あそこが気に食わない、ここが気に食わないという話だ。私はそれらを適当にあしらった。そして就業時間が終わると、さっさと仕事を引き上げた。残業までして、くだらない苦情に付き合う気はさらさらなかった。
昨夜は、あまり眠れなかった。起きているような、眠っているような半覚醒の状態が朝方まで続いた。寝る前に飲んだ睡眠薬は、まったく効果なかった。本当に寝たのは、一時間半くらいだと思う。良くない兆候だ。我々うつ病患者は定期的に、あるいは何かのきっかけでこの状態に陥る。私はフラフラしながら食事を作り、会社に出かけた。家に着いたときは、歩くのも苦痛なほどだった。寝ていないから、体力が復活していないのだ。
私は、最近の仕事が頭にダメージを与えたかな、と考えた。面倒な事務作業ではあったが、決して頭を使う仕事ではなかった。例のダムが決壊するほどの困難さではなかった。たまたま眠れなかっただけさ、と私は自分に言い聞かせた。
家に着くと、涼ちゃんが玄関に出てきた。「ただいま」と私が言うと、「おかえりっ!」と涼ちゃんが大きな声で出迎えてくれた。おかえりと言われることが、こんなに有難く感動的なことだとは知らなかった。身体中の疲労が、いっぺんに吹っ飛んだ。私は自然に、涙が溢れた。泣いているのを気づかれないために、私はすぐ自分の部屋に逃げ込んだ。
長袖のポロシャツとジーンズに着替えてダイニングルームへ行くと、部屋には涼ちゃんしかいなかった。
「真理ちゃんは?」
「今日からバイトしてる」と涼ちゃんは答えた。
「どこで?」
「隣のスーパー」
「今も働いてるの?」
「夜の人が足りないんだって。今日面接して、今夜から働くことになった」
私の家のそばでバイトを始めたということは、ここで生活の基盤を築こうという気になったということだ。私は驚きとともに、嬉しさも覚えた。
「ねえ、私も働くよ」と涼ちゃんは言った。
「無理しなくていいよ」
「家賃も食費もちゃんと払うよ。真理ちゃんと相談して決めたの」
私ははありがたい申し出だったが、しかしと私は思った。ここにいても、二人はどこにも行けない。今が異常な生活なのだ。真理ちゃんには学校に戻ってもらいたいし、涼ちゃんには新しい自分の世界を見つけてほしかった。両方とも、この家にはない。私は夕食を作りながら、そんなことを考えた。
「真理ちゃんは、何時に帰ってくるの?」
「仕事は22時までだから、22時半には帰ってくると思う」と涼ちゃんは、答えた。
「じゃあ、夕食は真理ちゃんが帰って来てからにするか」
「うんっ!」
私は冷蔵庫から缶ビールを一本取り、ソファに座った。そのソファはテーブルの隣にあり、テレビがテーブルを向いているので見にくいのが難点だったが私のお気に入りの場所だった。涼ちゃんと真理ちゃんがこの家に来る前は、私は家に帰るとまずこのソファに座りニュースを見ながら缶ビールを飲んだ。二人と暮らすようになってからは、食事の準備に追われてこのソファに座る余裕もなかった。
21時のトップニュースは、アメリカの話題だった。20世紀後半から21世紀にかけて、世界のガンはこの国だと私は思う。この国は、すでにぐじゃぐじゃに絡まった紐を、さらにぐじゃぐじゃにして事態を悪化させることしかしない。早く世界戦略を放棄して、世界のただの一国として他国と対話する大統領が現れないものか。私はそんなことを考えながらニュースを見ていた。
テーブルの椅子に座っていた涼ちゃんが、無言ですっと立ち上がった。私は最初、彼女が立ったことに気づかなかった。涼ちゃんはトコトコと歩いて、ソファに座っている私の真正面まで来た。彼女は何も言わなかった。そしてくるりと身体を反転させて私に背を向けた。そしてドスンと、私の膝に腰を下ろした。
驚いた。本当にびっくりした。しかし、そんな私のことなど涼ちゃんは一向に気にしなかった。私の膝に乗って前屈みになり、しばらく頬杖をついていた。
私の視界は彼女の背中でいっぱいになり、テレビは全く見えなくなった。そして重かった。小柄とはいえ、18歳の女の子だ。50kg近くはあるだろう。両方の太ももに、彼女の重量をズシリと感じた。
「拓ちゃん、チャンネル変えてもいい?」と涼ちゃんは言った。
「いいよ」と私は答えた。彼女の背中で、テレビはもう見えない。チャンネルを変えても問題はない。涼ちゃんは、お笑い芸人が出ているクイズ番組を選んだ。
「あはは」
涼ちゃんはその番組で何度も笑った。笑いながら、背筋を伸ばしたり、前屈みになったりをしばらく繰り返した。そして最後には私に背中をくっつけて寄りかかり、私の左肩に頬を乗せた。それからまだ番組の途中なのに、すうっ、すうっと寝息を立てて眠り始めた。彼女の縛った髪が私の口にかかり、くすぐったくてしょうがなかった。
甘えているのだ。涼ちゃんはずっと真理ちゃんを守って、一人で頑張ってきた。援交に象徴される幾多のピンチを乗り越え、今ここにいるのだろう。彼女は心身ともにクタクタに疲れている。そこに、男の機能を持たないお父さんくらいの男がいる。だから身体を完全に預けて、休みたくなったのだろうか?実際彼女に寄りかかられても、私は男として何も感じなかった。
しかし涼ちゃんは、警戒心の強い女の子のはずだった。艶かしい偽装の視線を送る一方で、突き放した醒めた目で私を見る女の子だ。なのに彼女は今、その全ての武装を解除していた。出会って一週間も経たない男に、こんなに心を許すタイプには思えなかった。だから今夜の彼女の行動は、私にとっては謎だった。
そして私は、だんだん腰が痛くなってきた。トイレにも行きたかった。しかし涼ちゃんの寝息を聞いていると、全部我慢するしかないと思った。私は右手でチビチビと缶ビールを飲みながら、彼女を安らかに眠らせようと務めた。
時計が22時10分を刺した時、もう限界だと思った。
「涼ちゃん、真理ちゃんがそろそろ帰って来るよ」と、彼女の耳元に囁いた。彼女は、飛び起きた。立ち上がり、急いでテーブルの椅子に戻った。この姿を真理ちゃんに見られたらどんなことになるかわからない。嫉妬に狂う真理ちゃんが容易に想像できた。
22時15分に、真理ちゃんは帰ってきた。涼ちゃんと私は、彼女を玄関まで迎えに行った。
「きっつー」「おばさん、こわー」
真理ちゃんは初日の仕事の愚痴を、詳しく涼ちゃんに説明していた。それから三人で遅い夕食を食べた。二人は残さず、全部食べた。私に気を使っているのだろうか?
その夜は、なかなか寝つけなかったが、三時間くらいは寝れた。一時くらいに寝て、四時頃起きた。それきり眠れなかった。負の時間の始まりだ。これが始まると、一カ月、二カ月、酷い時は半年続く。解決策は、薬を替えることだ。その時々によって、合う薬は変わる。
次の日も、夜21時に家に帰った。今夜も、涼ちゃんが玄関まで迎えに来てくれた。また涙が溢れて、私はすぐ自分の部屋に隠れた。着替えてからキッチンに入り、夕食を作った。
「私もバイト見つけたの」と涼ちゃんが言った。
「どこ?」
「ここからすぐそばのコンビニ。明日から。10時から17時まで働くの。」
「そりゃ、長いね。週何日働くの?」
「月曜から金曜まで」と彼女は答えた。
「そんなに働くの?疲れちゃうよ」
「でも、学校とおんなじじゃん」
それは確かにそうだった。
「私が17時まで働いて、ここに帰って鍵を真理ちゃんに渡すの。真理ちゃんは18時から隣のスーパーに行って、鍵で帰ってくるの。ねえ、いい作戦でしょ?」と涼ちゃんは言った。
「そうだね」とは言ったものの、この作戦では二人ともバイトの時以外外出できないことになる。私は土曜日に管理人に頼んで、合鍵をもう一つ作ってもらおうと決心した。何より不思議だったのは、涼ちゃんも夜のバイトを選ばなかったことだった。そうすれば、昼間出かけたりして二人の時間を楽しむことが出来るのに。
夕食を作り終えた私は、缶ビールを片手にキッチンを出た。
「夕食は今日も、真理ちゃんが帰ってきてからでいいね?」
「うんっ❤️」
私がソファに向かうと、涼ちゃんはもうその前に立っていた。そして、早く座れと目で訴えた。私がソファに腰を下ろすと、彼女は当然のように私の膝に乗った。
テレビはニュース番組が流れていた。今夜も、私に画面は見えなかった。
「チャンネル変えてもいいよ」と、私は涼ちゃんに提案した。
「いや。ニュースでいい」と彼女は答えた。
「何で?」
「私と真理ちゃんは、7月から全然ニュース見てないの。すっかりバカになっちゃったなと思って。真理ちゃんと話して、ニュースを見ることにしたの。新聞も全部読むことにした」
「そりゃ、すごい」
私は母の好みで、朝日新聞を購読していた。母がいない今、別の新聞に変えても良かったのだが、手続きが面倒なのでそのままにしていた。朝日新聞を読んでいると、日々彼らの悪いところが良くわかる。それもいいことかもしれない。
「拓ちゃん」
「なあに?」
「テレビでニュース見て、新聞を全部読めば頭が良くなれる?」と涼ちゃんは私に聞いた。なかなかの難問だった。
「そうだねえ。ニュースを見て、一つの新聞を全部読む。それは、全面的にいいことだ。でもね、それはスタート地点に立ったに過ぎない」
「スタート地点?」
「うん」
涼ちゃんは昨日と同じく上半身を私にもたれ掛けた。今日は私の右肩に頭を乗せ、首を私の顔の方に向けた。
「ねえ、教えて」と彼女は私の耳元で言った。私は彼女の質問に答えた。
「ニュース番組って、いっぱいあるでしょ。21時、22時、23時。いろんなテレビ局でニュース番組がある。みんな今日のおんなじニュースを放送する。でもね、よく比べてみると、同じ事件や問題について番組によって解説してることが違うことに気がつく。番組によって、レポーターやキャスターが違う解釈をしてるのさ」
「どういうこと?よくわかんない」涼ちゃんは、自分の両腕を上げて私の首に巻きつけた。そして回答をせがむように、両腕で私の頭をブルブルと振った。
「テレビ局は、たいてい後ろに新聞社がついてる。新聞社の意向が、テレビのニュース番組に反映されるんだよ。日本テレビは読売新聞、フジテレビは産経新聞、テレビ朝日は朝日新聞。NHKは公共放送だから、経営委員は国会が承認する。当然国には楯突かない。
つまり俺たちが見てるのは、彼らの主義主張のバイアスがかかったニュースを見てるんだよ。俺は、19歳の時にそれに気がついた。番組によって、言ってることが違うってね」
「そうなの?」
「試しに、21時、22時、23時のニュースを全部見て、同じニュースについてどう報道しているか比較するといい。特に、政治と戦争の話になると、テレビ局の違いは鮮明になる」
「そうなんだ。そんなこと考えたこともなかった」と涼ちゃんは、私の耳元で普通に喋った。大ボリュームの声が私の耳に突き刺さった。しかし、ほかならぬ涼ちゃんだ。我慢するしかない。
「やるなら、徹底的にやることだ。これが頭が良くなる近道だと思う。もし徹底して各局のニュース番組を見れたら、同級生よりも頭が良くなれるよ」
「なんで?みんな、言ってることが違うんでしょ?頭がこんがらがるだけじゃん」
「そこで、頭を働かせるんだ。A局はこう言ってる。B局は違うことを言う。C局はさらに違う。それを全部足して、余分なものを排除する。そこまで来て初めて、ニュースの事実がおぼろげに見えてくる。それを繰り返すことだね。このトレーニングを積まないと、本当に頭は良くならない。そのニュースに対する自分の意見を生むことができない」
「ううううん!?」
涼ちゃんは、両腕を私の首に巻きつけたまましばらく考え込んだ。また、難しいことを言い過ぎたかなと私は不安になった。しかし、涼ちゃんも真理ちゃんも「知る」ということに興味を示している時だ。私は、その最短コースを通ってほしかった。
「若い頃ね、『新聞は下から読め』という人に会ったことがあるよ。彼の意見を俺は、この歳になっても正しいと思う。新聞の下には、例えば『アメリカとシリアは、国交正常化に向けて政府高官レベルで合意した』とか、『アメリカがアフガニスタンで病院を誤爆し、40人の患者が死亡した』とだけ書いてある。そういう記事には、新聞社の解釈は一切入っていない。そこで推察力を発揮させるんだ。『なぜ今、アメリカはシリアと国交正常化を進めるのか?』とか、『世界最高の軍事力を誇るアメリカが、なぜ病院を誤爆するのか?』とかね。それを毎日積み重ねていくと、今の世界が見えてくる」
「拓ちゃんって、頭いいんだね」と涼ちゃんは降参したように言った。
「違うよ。歳をとってるだけさ。俺は、涼ちゃんの歳を倍にしたよりも長く生きてるんだよ。バカだったら、逆に恥ずかしいだろう」
「私の学校の先生は、拓ちゃんみたいな話を誰もしてくれなかったよ」
「学校の先生はさ、いい大学に合格させるために必死だからさ。大学受験に通るための勉強は教えてくれる。でも、俺が今話したようなことは言う暇がないんだと思うよ」
「私は高校やめちゃった。勢いだけど」涼ちゃんはそう言いながら、両足をバタバタと振り回した。これが私の腰に効いた。いててて。痛みに耐えながら、私は涼ちゃんとの貴重な会話を続けた。
「高校はやめたっていいさ。でも勉強は、ずっと続けないといけないんだよ」
「そうなの?」
「そうだよ。自慢じゃないけど、俺は高校も大学も授業はほとんどまともに受けなかった。でも会社に入ったら、自分の仕事に関係することは土日を潰して勉強したね。そうすれば、仕事が楽になるんだよ。勉強して知ってるからさ。週末で覚えたことを、次の週の仕事で披露して先輩に『知らないの?ダメだね』なんて顔してた。我ながら生意気な奴だったよ」
私の答えは、涼ちゃんにはピンと来ないようだった。しょうがない。まだ、高校三年生なんだ。わからなくて当たり前だ。
「ねえ」とだいぶ経ってから、涼ちゃんは私にたずねた。「働くってどんなことなの?」
超難問が降ってきた。私はしばらく考え込まざるを得なかった。生活するためには、働かなくていなならない。これは簡単な答えだ。しかし、実際はそうではない。多くの人々が仕事に人生の意味を込め、そこからなんらかの価値を受け取っている。単なる金のためではない。それをわかっている私は、涼ちゃんに「働くこと」を何と説明するべきか迷った。 A案からZ案くらいまで、頭の中をアイデアが駆け巡った。
「私ね、働いたことがないの」と涼ちゃんは言った。「アルバイトなんて、一回もしたことがないの。だから、明日から働くことがすごく不安で、怖いの」
そうか。援交をして金を受け取ったことはあるけれど、涼ちゃんは普通のバイトをしたことがないのだ。
「働くことってね。人に命令されてこき使われると考えたら、嫌になるだけでしょ」と私は涼ちゃんに言った。「でも実際は、それだけじゃないんだよ」
「私には、こき使われるだけとしか思えないけど」
「仕事を覚えるまではね。それはそれは、大変だよ。でもね、仕事を覚えて任されるようになったとき、働く意味が変わるんだ」
「どうして?」
「任された仕事を、自分の自由にできるからさ。仕事を、自分色に染めることができるんだよ。ささやかなことでもいい。自分なりのこだわりを作って働くんだ。そうすると、仕事はただ命令されて働いているだけではなくなる。自分で考えて、自分のこだわり通りにしていることになる。そうなると、仕事が好きになれる」
「ふうんー」
そう、うなってから涼ちゃんは、私の右肩に頬を載せたまま黙った。私が言ったことは、理解してもらえただろうか?無理だろうな。彼女はまだ、働いた経験がないんだから。まず明日から働き始めてみる。話はそれからだ。
「拓ちゃんは、働いていて楽しいの?」随分経ってから、涼ちゃんが私にたずねた。
「昔は楽しかったね。スケールのでかい仕事を任されてさ。自分のやりたいようにやれた。もちろん、いろんな人に相談しながらだけどね。昔は楽しかった」
「今は違うの?」
「うん、違うね。残念ながら」と私は答えた。
「どうして現在(いま)は楽しくないの?」
「うーん、うつ病になって大きな仕事ができなくなったからかな。今は誰でもできる仕事をしてる。だから、楽しめなくなっちゃったな」
「拓ちゃんは、今もうつ病なの?私には、全然普通にしか見えないけど」
「毎晩薬をたくさん飲んでるんだよ。その薬のおかげで、不安とか焦りとか自己嫌悪とかを抑えてる。もし薬がなかったら、フラフラになって会社に行くことも、ご飯を作ることもできなくなると思う。そういう病気なんだよ」
「可哀そう・・・」
そう言って涼ちゃんは、両腕で私の首を自分に引きつけた。そして自分の頬と私の頬をくっつけて、何も言わなくなった。私を慰めてくれているのだ。嬉しくて、また涙が出そうになった。私は歯を食いしばって涙を必死に堪えた。18歳の女の子の前で、48歳の男が泣くわけにはいかない。
私は自分に抱きついている女の子の、その美しい心に胸を打たれた。涼ちゃんは、ただの美少女ではなかった。まるで母親のような慈愛の心を持っていた。高校を辞めて社会からドロップアウトしても、生活のために男に身体を売っても、涼ちゃんはその心を失わなかった。奇跡のような話だ。真理ちゃんが隣にいてくれたおかげかもな、と私は思った。
さて、今日も22時10分が来た。
「真理ちゃんが帰ってくるよ」と、私は涼ちゃんにささやいた。涼ちゃんは立ち上がり、テーブルの席に戻った。私もキッチンに戻り、食事の支度を始めた。
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