第37話 解決
「…いつわかったんですか?」
「まあ大体予想はついてたがな…」
カズとゼロはは説明を始める
「ポンコツを使って映像を映し、幽霊だと錯覚させる、だが俺のポンコツはさばんなだ…だがお前のポンコツはある目的のために外さなければならなかった…だろ?」
「だからあなたは雪山のラッキービーストを使った…その目的とは…」
「お前のポンコツにお前自身の姿を映し出してサーバルを味方につける、自分は無実だとな」
「しかしラッキービーストは匂いまでは再現できない…だからトモカズさんがサーバルさんに訊いたとき」
「姿は見えたのに匂いがしなかったから不思議だった…だとよ」
「後は音の出る映像を録画して映し出せば…」
カズは雪山のラッキーを掴み映像を再生させる
ピカー…
ドン…ドン…ドン…
「ま、この映像をいつ撮ったかわかりゃしねえがな」
「その映像…前から入ってたんです…だからこれを…」
すると映像が鮮明になり…
「まさか…ミライさんか…」
ミライが壁を殴る映像が映し出された
「なんでですか…確かにセルリアン異変を解決しなくてはいけませんが…フレンズさんと一緒に温泉ぐらい入らせてくれたっていいじゃないですか…毛皮を取ったフレンズさんと一緒に…グヘヘへ…」
ポチ
カズは無言で映像を止める
「……今の映像は忘れろ…いいな」
「「……はい…」」
そして翌日の朝全て解決しカズ達は帰る日が来た
「まさかキタキツネがねえ…なんで俺とゲームがやりたいだけで…」
「だって一日だけって聞いたから…もっと長く居られるように…」
カズはキタキツネに近づき手を伸ばす
「う…」
キタキツネは殴られると思い目を瞑るが…
「こんな事しなくてもいつだって相手になってやるさ…」
カズはキタキツネの頭を撫でる
「うん…ありがとう…」
「さて帰るぞ…あ、そうだ結局あれだろ?最初にギンギツネが言ってた5人ってのもお前らの仕業だろ?」
「?僕知らないよ?」
「僕も旅館に入る前は何も…」
「……ギンギツネはグルか?」
ふるふる
かばんとキタキツネが同時に首を横に振る
「えっと…つまり…」
全員無言になる
予 告
「ククク…さあ始めようぜ…最高の祭を!」
次回新長篇開始
突然大量に現れた人型セルリアン
「こいつら…」
「まさかまた女王様が…」
「いや…あいつだ…」
「ククク…果たしてあいつは…」
何故パークを破壊しようとするのか、トモカズと何があったのか…
「待ちくたびれたぜ…トモカズ…」
「今度こそお前を止める…」
そして2人は剣を…
次回 因縁の決闘篇開幕
「残念だったなトモカズ…お前の負けだ…」
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