第16話 対決

ここはジャパリパークのへいげんちほー…2人のフレンズが睨み合っていた

「ヒグマ…お前と一度戦ってみたかった…」

「…いいだろうかかってこい…ヘラジカァッ!」


「「はあああああああああああ!」」

ガキィィィン!

お互いの武器がぶつかり合う


「でやああああ!」

ブォン!

「はあああああ!」

ガンッ!

2人は思い切り武器を振りかぶる…


「はぁいそこまでにしときなお二人さん」

「やれやれ…喧嘩した私たちが喧嘩を止めるとは…いやこれは喧嘩では無いですね」


カズがヘラジカをゼロがヒグマを止める

「邪魔をするなカズッ!これはヒグマとの真剣勝負だ!」

「そこをどけゼロ!勝負の邪魔をするな!」


「お前ら今の状況わかってんのか?」

「再びセルリアンが大量発生…その原因を突き止めるのが先でしょう」

そう言われた2人は

「「チッ……」」

武器を納める


カズとゼロがへいげんへ来た理由は…

「セルリアンがまた大量発生しただと?」

「そうなのです…黒いサンドスターはもう吹き出していないはずなのにまた…」

「まずはある程度の戦力を確保するのです…」


「という訳でへいげんにヘラジカとライオンを呼びに来たらこのざまさ」

「まあヒグマさんを呼びに行く手間は省けましたがね」

「とりあえず図書館に行くぞてめえら」

その後ライオンを加えカズ達は図書館へ向かう

その途中ヘラジカとヒグマが睨み合っていたのをカズ達は気づくことはなかった


「さて…今回集まってもらったのは他でも無い」

「セルリアンについてなのです…黒いサンドスターが吹き出さなくなったのに何故またセルリアンが再び…」

博士がカズに尋ねる

「ヒトは黒いサンドスター無しでセルリアンを作ることはできるのですか?カズ」

助手もカズに訊く

「以前の事件のヒトがまた何かをしようとしてる訳では無いのですか?」

カズは黙っていたが

「…作れるさ…だがこいつは機密情報でな…よっぽど信用の置けるやつしか知らねえ…この事を知っている人間の中にはもちろん…あいつもいる」

「では…やはりパークを…」

「今度はセルリアンを使ってぶっ潰そうとしてるのかもしれねえ…だが…」

「まだ断定するのは早い…と言いたいのでしょう?トモカズさん」

「ああ…だが確実に何かが起こっているねは確かだ…気は抜けねえ…」


その後カズ達は解散した…カズはさばんなへ帰るとすぐにかばんとサーバルを集め図書館でのことを話した

「というわけだ…何か見つけたらすぐ俺に知らせろ…絶対無茶だけはするなよ」

「はい」

「うん」


翌日の朝

「た、大変でござるー!」

カメレオンがカズ達に助けを求めに来た

「どうした?影分身に失敗して分身が言うこと聞かなくなったか?」

「はあ…はあ…実はヘラジカ様が…ヘラジカ様とヒグマ殿がッ!」


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