第2話 最恐降臨

「フゥゥゥ…まあ座れや漆さんよぉ」

タバコを吸いながらソファに座って居るのは…サーバルだ

「あ、あの何でしょうかサーバルちゃ…」

「あ゛あ゛!!!」

「ヒィ…サ、サーバルさん」

「前回から第2期が本格的にスタートしたよなぁ…なあ!」

「は、はい!」

「前回の話…よぉ見てみ?わしの出番はどこじゃ?」

「…いです…」

「あ゛あ゛聞こえねぇよ!!もっとデカイ声でハキハキせんかい!」

「無いです!」

「そぉやろ?第2期の一話目からわしの出番が無いとはどういうことじゃワレェ!!!」

ドカッ!

サーバルはテーブルを蹴り飛ばす

「ヒィ!」

「まあそれを踏まえていくつか質問がある…アプリ版で主役を務めたフレンズは誰じゃ?」

「…サーバルさんです」

「そぉやろ?じゃあアニメ版で主人公の相棒としてずっと行動を共にしてたんは誰や?」

「サーバルさんです」

「だったらわしの出番増やさんかいボケェ!!!」

ガンッ

「あだッ!」

灰皿を投げつける

「第1期…わしの出番ほとんど無かったよな?ゼロとかいう若僧が主役みたいに書きおって…盗んだスクーターで走り出して夜のロッジ窓ガラス壊して回ったろか?」

「いや…あの…次からは出番増やしますので…」

「まあええ気いつけや?」

「は…はい…」


本編始まります…

「遅かったか…」

家に着いたカズが見たものは…

「うみゃみゃみゃみゃ!みゃー!」

女に耳をしゃぶられているサーバルであった

「あ!かばんちゃんカズちゃんたすけ…みゃみゃみゃみゃ!」

「はあ…おいかばんこいつ引き剥がすから手伝ってくれ暴走状態のこいつを1人で止めるのは無理だ…」

「はい…わかりました」(やってみたいなぁ…)

「おら離れろ」

すると女は抵抗する

「やめて!邪魔しないで!私の楽しみ私の楽しみなのよぉ!!!こんな機会滅多に無いんだからああああああああ!!!!!!」

「みゃみゃみゃみゃみゃみゃ!!!」

「さて…どうするか…っておいかばん!」

かばんが急にサーバルに飛びついた

「僕にもやらせてくださあああい!」

「あら?あなたも?いいわよ!思う存分やるわよ!!!」

「うみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃみゃ……」

「ダメだこりゃ…気がすむまで待つしかねーな…すまんサーバル」


その頃港では…

「大丈夫ですか?ヒグマさん…」

ヒグマがぐったりしていた

「なんだ…あいつは…船から飛び出してきていきなり私の耳を…うう…」

「私とリカオンが離れてる時に一体何が…」


「で?他の奴にもやったわけじゃないよな?」

「いや…船降りてすぐにヒグマがいたから…アハハ…」

「ヒグマ?お前ネコ科好きじゃ無かったか?」

「何言ってるの!フレンズはみな等しく平等に愛してるわよ!!」

「いいかサーバルよく覚えておけこいつが危険人物だ気をつけろ」

「ふにゃあ…」

サーバルは床に寝転がっていた

「あらら…ダメだな全然聞いてねえ…」

「本当にごめんなさい…」

かばんがあやまる…頭にはたんこぶが出来ていた

「ったくお前らがなかなかやめねーから結局気絶させるしかなかったじゃねーかよ」

「ふにゃああ…みんみぃ…」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る