最終話~あとがき~
ありがとう、ございましたぁぁぁぁッ!
長すぎる最終回を読んでいただき、さらに長期に渡る私の遅筆に耐えていただき、なによりたくさんの応援、感想、レビューに評価!
本ッ当に! ありがとうございました!
読者の方々と、PLのイズミユキさんにmistoさん、見学者のえるみんに、心からの感謝を伝えたいです。
けれど、このページだけでは書ききれる筈もないので、物語について触れていきましょう!
この『プラン>プロパティ』は、プリプレイ編のまえがきにある通り、えるみんが見た夢を発端としている。
「JK都築京香」……この存在をシナリオに落とし込むに当たって、参考とした作品がいくつかある。
その主となっているのが「シュタインズゲート」と「涼宮ハルヒの消失」だ。
どちらも時間を扱った作品であり、これらから受けたインスピレーションは計り知れない。
最終回のシナリオは、大きな流れとして「情報収集」「影裏救出」「最終決戦」の三編に分類できる。本来であればふたつのセッションに分けるのが得策だったのかもしれない。
それでもひとつに纏めた一番の理由は、影裏が受けた追加侵蝕率「ガイアの記憶」を最終決戦まで持ち続けて欲しかったからだ。
何故かというと奏 時貞の直接的な戦闘能力は実のところ決して高くはない……そんな裏設定があったためだ。
しかし「ガイアの記憶」での180%もの追加侵蝕率によるボーナスを得る事で、ようやく彼らと対等に戦えるようになる。
キャンペーンボスなのに何故、と思う方もいるかもしれない。だが彼の《ブレインジャック》は、よほど高い<意志>の達成値を叩き出さない限りは問答無用で効果を発揮する。彼が一番得意とする戦法は、魔眼を用いて相手陣営を内側から破壊する事に他ならず、直接的な戦闘は経験が少ないと考えた。佐倉 杏子も、薬島 陸も魔眼による《ブレインジャック》に敗れている。
戦いそのものが起こらず、一方的に勝利できる。それが奏 時貞の強みであり……弱みだった。
実はこの、戦闘能力はそれほどでもないという趣旨の言葉は、彼がUGNに潜伏している時に地の文で書いてあったりする。
話は移り、リプレイとしての『プラン>プロパティ』は読み返す事でより面白さ、エモさが増していくように書いたつもりだ。
たとえばこの最終回の後に第一話のミドル3を読んで貰えれば、その理由を実感できると、私は信じている。
最後になりましたが、最終回まで書き終える事ができたのは、皆さんの感想、レビュー、評価などなど様々な形での応援、反応があったからこそです。
TRPGプレイヤーも、シナリオ作成者も、絵師だって、誰しも反応が欲しいものです。
ぜひ褒めてあげてください。褒められて嬉しくない人は、実はそれほどいないのですから。
なのでプラプロにも、ぜひ感想やレビュー等々を頂けると、次回作へのモチベーションが爆上がりすることでしょう。
『プラン>プロパティ』はこれにて閉幕となります。
いつかまた、どこかでお会いできれば嬉しい限りです。
それでは──「またね!」
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