第四話〜ミドル2(1)〜

春見:GMさん、次のシーンにインしたらすぐに調達判定に挑戦したいのだけど可能かな?

GM:ふむ……。


 春見の提案に私は、一瞬返答に詰まった。調達判定に挑戦するのであれば新しいシーンを別途で作ってもらうべきでは、と頭を過ぎったからだ。でも"楽しい"マスタリングはこの場合、私たちの場合、きっと違う。そう思った。


GM:オッケー、調達判定やっていいよ。

春見:ありがとう。

影裏:わーい。

GM:でも描写を繋げてやりたいから先にシーンインと調達だけ、どうぞ!

影裏&春見:シーンイン!


影裏:侵蝕値 73

春見:侵蝕値 65


影裏:ではそうだな、ジュラルミンシールドでおなしゃす。

GM:あいあい、難易度12だね。

影裏:「コネ:手配師」も使って、行きます!(ダイスころころ)よっし! 23!

春見:ないすぅ。

影裏:即座に装備だ。


春見:じゃあ私はさっき結理君が失敗したアルティメイド服に挑戦するよ。難易度20だね。

GM:あいよ、どうぞ!


 春見も「コネ:手配師」を使い判定、達成値はなんと24。……春見の調達強すぎぃ!?


影裏:今日の春見の出目ヤバい。

春見:絶好調だね、珍しいことに。

 調達したアルティメイド服は結理君にプレゼント・フォー・ユー!!

影裏:ありがとう! 即座に着ます。



 結果的に調達判定をしっかり行なうことになってしまったが、後悔はない。(ただし吐血はする)。

 次のページからミドル2本来の描写をしていこう。全員で敵陣──海上プラントへ攻め込むぞ!

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