『夢のゆりかご』

薄い雲が漂う 故郷の景色辿りながら

虹の橋を渡ろう 沈みかけたあの日の場所へ


蝶がそっと羽を下ろすと 季節は花を咲かせていた


心の隙間を埋める ゆりかごの側で

一欠片の鍵を 組み合わせて

胸にゆっくりと流れ落ちる 線をまわる



二人のリズム合わせ 夢の部屋を歩くように

折り紙を折るような 優しい手触りをいつまでも


未来あすのドレスに袖を通し 季節を今日も越えてみよう


心の居場所伝える ゆりかごの側で

過去きのうの自分へ 別れ告げて

胸をゆっくり奮い立たせる 点をつなぐ



キラキラと小声ささやく 噴水の鼓動

風になびく髪がふわりと 夜霧よぎりをかき分けていた


心の隙間を埋める ゆりかごの側で

一欠片の鍵を 組み合わせて

胸にゆっくりと流れ落ちる 線をまわる


心の居場所伝える ゆりかごの側で

過去きのうの自分へ 別れ告げて

胸をゆっくり奮い立たせる 点をつなぐ 

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