ルティアNO.Ⅰ~NO.Ⅳの特徴

     『【ルティア計画】で誕生した、四名の子どもについて』


ルティアNO.Ⅰ……記憶力に優れた頭脳を持ち、作戦や計画を考える能力に優れている。しかしルティア夫妻にマインドコントロールされているため、その知識を自分の意思で使用することは出来ない。

 四名の中で一番攻撃的な性格で、すぐに他人へ責任転嫁する癖がある。暴行事件が多い問題児。なお同じ時期に生まれた『ルティアNO.Ⅱ』と仲が良い。

 【ルティア計画】によって集められた、被験者の遺伝子を使用して生まれた子ども。被験者のファミリーネームはミラー。IQ一六〇。


ルティアNO.Ⅱ……薬の知識に長けた頭脳を持ち、道具や環境が揃えば病気の治療薬~毒薬まで一人で作れる。しかしルティア夫妻にマインドコントロールされているため、その知識を自分の意思で使用することは出来ない。

 四名の中で一番弱気な性格だが、逆上すると暴れる癖がある。盗み癖の多い問題児。なお同じ時期に生まれた『ルティアNO.Ⅰ』と仲が良い。

 【ルティア計画】によって集められた、被験者の遺伝子を使用して生まれた子ども。被験者のファミリーネームはオリーブ。IQ一六〇。


ルティアNO.Ⅲ……頭脳労働よりも体を動かすことに長けている。人一倍優れた体力を持っているが、ルティア夫妻にマインドコントロールされているため、その知識を自分の意思で使用することは出来ない。

 四名の中で一番単独行動を好む性格で、ルティア夫妻が洗脳するのに一番苦労した子ども。良好な人間関係を築くのが苦手なためか、一時期同じ施設で暮らしていた『ルティアNO.Ⅰ・NO.Ⅱ』とは仲が悪い。コミュニケーション能力に問題があると思われる。

 【ルティア計画】によって集められた、被験者の遺伝子を使用して生まれた子ども。被験者のファミリーネームはクラーク。IQ一六〇。


ルティアNO.Ⅳ……冷静な思考力・頭の回転の早いなどの特徴があり、運動よりも頭脳労働で能力を発揮する。『ルティアNO.Ⅲ』ほどではないが、人並み以上の優れた運動神経も兼ね備えている。だがルティア夫妻にマインドコントロールされているため、その知識を自分の意思で使用することは出来ない。

 四名の中で一番落ち着いた性格で、ルティア夫妻の指示や命令は何でも的確にこなす。さらに自分の能力をひけらかすような素振りを見せることはなく、天性の犯罪者としての素質を兼ね備えている。そのためルティア夫妻の中でも、一番評価が高い。

 なお『ルティアNO.Ⅳ』は、ルティア夫妻の遺伝子を使用して生まれた子どもと記録されている。被験者のファミリーネームはルティア。IQ一八〇。

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