盗賊の後始末
数分後
「あ~、スッキリした♪」
盗賊、もとい元勇者はレイカの手に寄ってボコボコにされた。
「容赦無いなぁ・・・・・・。」
「自国が指名した勇者だもの。責任を取るのは当たり前よ。まぁ、私達も責任は無い訳では無いわ。アフターケアをしなかった訳だし、魔王が討伐されてはい終わり、とはいかない物ね。」
「で、どうするの? この男。」
ミファは木の棒でツンツンと元勇者をつつく。
「とりあえず、村まで運ぶか。」
俺は元勇者を背負って村まで運んだ。
村に着いた俺は元勇者を我が家まで運んだ。
「すまない・・・・・・、本当に反省している。」
「まぁ俺も討伐直前にパーティーから追放された身だから、お前の気持ちもわからんでもないから。」
だからと言って罪は罪だ。ちゃんと償わないといけない。
数日後にレイカの連絡により元勇者はスグラム国の使者に引き渡された。
その際、レイカは使者に手紙を渡した。
「レイカ、何の手紙を渡したんだ。」
「元勇者をそんなに重い罪にしないでほしい、私達にも任命責任はある、て書いたのよ。」
実際、元勇者はそんなに重い罪には問われなかった、命を奪ってないし脅しただけだからな。
現在は何処かの僻地での重労働をしているらしい。
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