お姫様は意外とアクティブらしい
「ようこそ、我が村へ来ていただきました。クラウス様、セイラ様。この村の村長のディオと申します。」
「ディオ、固いよ。」
「馬鹿っ!相手は王家の方々なんだぞ。」
「いえいえ、私達は今日から住人なんですから、呼び捨てで結構ですよ。」
「よろしくお願いします。ディオ村長。」
「まぁ、そう言うなら・・・・・・、何も無い所だけどよろしく頼む。俺の事も呼び捨てで良いから。それと改めてだけどミファ、お帰り。」
「ただいま♪」
ミファはディオになついているからな。
俺達が挨拶をしている間にも馬車から荷物が降ろされて運ばれていく。
何か嫁入り道具みたいだな・・・・・・。
「でも、これから農作業とかしなきゃいけなくなるけど大丈夫なのか?」
「私、こう見えても農作業が得意なんですよ。農業は国の基板ですから。」
「ドレスを着るより作業着姿が多いんですよ。」
それはまた意外だ。
「パーティーに出たお料理で使っていたお野菜はセイラちゃんが育てた野菜なんだって。」
「へぇ~、そりゃ即戦力だなぁ。」
お姫様というと、もっと着飾って高飛車なイメージがあったがセイラは違うみたいだ。
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