第8話 動物園

パンダは私が子どもの頃から大人気だ。元祖ランラン、カンカンを見た時は、パンダもすごいが、人の多さにびっくりした。まだ公開前だったので、白黒のパンダは狭い檻の中でじっと寝転んでいいて、むくむくとかわいらしい背中が見えた。でも顔が見えず、パンダのぬいぐるみの方が可愛いと思ってしまった。今、パンダは人気だからまた見に行きたい。

動物園はとても広いのはわかっているのに、入口当たりをついついじっくり見てしまう。まずは象。やっぱり大きくていい。

猿山。猿の動きが楽しく、また子猿の様子が愛らしくてじーっとみてしまう。

そんなこんなで、一箇所に時間をかけてしまい、後半になるとじっくり見ている時間がなくなってしまう。

遠くにいるキリンはいつもさらっとしか見なかったので、今度はゆっくり見てみよう、と毎回思うのだった。

動物園は2つの区域を結ぶ、モノレールがあり、それに乗せてもらえる時はとてもラッキーだ。モノレールだと、あっという間に着く。そうでないと、痛い足で疲れ果てながら歩かなくちゃならないから。

ふれあいコーナーもあり、うさぎやモルモット、やぎなどもいて、無理だけど丸いうんちをふまないようにしながら、動物を触った。

ペンギンコーナーはよちよち歩きのこが、水の中ではスイスイ泳ぐ姿を見るのが好きだった。ペンギン、本当に不思議な歩き方だ。転んだりしないのだろうか?入水するとき、お腹がこすれていたくないのか?

最後の出口はクルクル回るのを押して出ていく。あれは、どうして再び入場できないようになっているのか?、子どものころは不思議だった。



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