第7話 地下鉄の操車場
昔、漫才で地下鉄がどこから地下に入ったのか、さっぱりわからないというのがはやっていた。それは踏切のあるあのトンネルからだよね。幼い頃はそれがなぜわからないのか?、不思議でならなかった。
祖父母の家の2階から、この話題の地下鉄の操車場がよく見えていて、地下に入るところを、よく小さいいとこと一緒に机だか椅子にのっかって見ていた。地下鉄が操車場から地下へのトンネルに入って行ったり、地下から出てきて操車場に行ったりするのが、当たり前の風景として目の前にあるから、テレビの中でうけている漫才師夫婦の、その笑いの意味がわからなかった。
小さい男の子はこの操車場や電車を見るのが好きらしい。別の場所だが、いとこ達は
大きな駅に向かう電車が見える鉄橋の上から眺めたりするのも好きなようで、よく一緒に見に行った。しょっちゅう電車が行ったり来たりするので、そういうところは、電車に興味のない私もぼーっとできてとても好きだ。今度、またブラっといってみようかと思う。
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