10限目ひとりさんの朝②

朝のホームルームが8時半からですね!

えっと、今の時間は7時45分…早くつきました!これで教室一番乗りですかね!?


私たちの教室は4階でしたよね。

階段多くて疲れちゃいます…。

あ、置いていかないでくださいよ!!


1-Bはここですね。

扉開けて〜♪…ガラガラガラ


あ、人が居ますね。早い!

えっと、誰でしたっけ。あの子は確か…

音奈おとな しい さんです!思い出しました!

音奈さんと話してみたいなって思っていたんですよ!


ま、まずは朝の挨拶ですよね。

ひ、ひとり!いきまーす!…


「お、音奈さん!」

「…ひゃいっ!!」


ビックリさせてしまったようです(´;ω;`)


「お、おはざます!」

「……??????」

「あ、違った!おはようございますです!」

「あ、おはようございます!確かひと 莉衣りい さんでしたっけ?」


おおおおお!私の名前覚えてくれている!!感動ですね!感動ですよ!


「は、はいそうです!ひとりって呼んでくれて大丈夫です!!」

「わ、わかった!ひ、ひとり、ちゃん!私のことは、椎でいいよ?」

「椎さん!よ、よろしくお願いします!」


こ、これはお友達ルートいけそうですね…

もう一押しですかね!?


「椎さんに、お願いがあるんです…ゴクリ」

「お願い…ですか…ゴクリ」

「わ、私と!お、お、お友達になってくれませんか!!(右手を差し出しお辞儀をする)」

「ひゃい!!…はい!喜んで!」


なんかプロポーズしてる気分になりました!

せ、成功です…!お友達1人目ゲットです!


てれれれーてってってー♪(音)

▶ひとりのレベルが1上がった。

▶ひとりはスキルプロポーズ風の友達勧誘を覚えた。


……みたいなこと想像しましたね?

笑うな!ですよー!頑張ったんです!!


……ぼっちが好きじゃなかったの?って?

ぼ、ぼっちにも友達くらいは必要ですからね!居ないより居る方がいいじゃないですか!

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ひとりさんの学校生活。 砂糖味の砂糖 @syuga-nyaruko

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