第111話 久々の凛牙でデカいのキター!
今回は「1」の、ゾロ目回ぃ~!
ドンドンドンパフパフパフ~!!
そんな記念すべき(?)回に、でったんデケーのキター!!!
長さもなかなかのモンやけど、太さがエグイ!
完全に冬バス(今日は10月13日)なんやもん。既に卵抱えちょー感じやし。
と、まずは大喜びから始めてみました。
日常カンケーに関しちゃ大した出来事なかったんで、サラッとスルー。
とっとと本編いきますよん。
今回のセットは久々の登場なんで、タックル編やるよ。
活躍してくれたのは、
ギャレット・ディツアーエディションGDEC-622M+ミリオネアHL-SLC凛牙103
お馴染み、魚との相性抜群セットでございます。
とUワケで、まずはサオからゆきますよん。
ギャレット・ディツアーエディションは「ダイコー」とゆーメーカーのサオ。
メーカー自体は潰れてかなり経つよね。とはいえ完全になくなってしまったわけじゃなくて、修理部門だけがやっているのかな?たしか、終売になって10年は修理受け付けますよ!っちゅー会社やったもんね。まぁ、最後のももうだいぶん古いから、既に完全消滅してしまっているかもだけど。
そげな会社やけど、ダイコーが潰れるときか潰れたあとかに幹部が立ち上げた、「メジャークラフト」がその痕跡を残しております。といった表現が正しいのかどうかはわからんけど、なんかそげな感じ。
元々「ギャレット」とゆーサオがあって、これの別バージョンがディツアーエディションになるよ。ダイコーがゆーには「遊びを意識した」ということらしいね。
真っ赤なブランクスが特徴的なサオで、グレード的には真ん中かそのちょい上になると思う。ギャレットって、たしかサイラスの後継機種じゃなかったかな?値段的に同じくらいやもんね。よって、ディツアーエディションもこれに準ずる感じ。定価は28000円ぐらいかな?今のダイワでゆートコロのリベリオン辺りの価格帯やんね。でもね。ダイコーのサオって高性能でね。「同じ値段なら性能は2ランク上」言われていたよね。となると、ダイワならブラックレーベルかスティーズに匹敵するよね。実際、この価格帯なのにmade in Japanやしね。そんな大サービスするから潰れたってハナシもあったとかなかったとか。
GDEは名前の略でCがベイトロッドって意味。スピニングロッドならGDE「S」になるよ。
622Mはバーサタイルに使える2ピース。
数字は6フィート2インチで2ピース、Mはミディアムアクションって意味。
調子はレギュラーファーストテーパーってことなんだけど、かなり柔らかくて、巻きに振ってある感じがするよね。けどでも、撃ちでも全然問題なく使えるお利口さん。柔いからちょっとだけダイレクト感に欠けるけど、アタリはキッチリ取れるし寄せる力もかなりある。
2ピースだから折れやすそーなイメージ持っている人もいるみたいだけど、全然そんなことないからね。←無茶なコトして一度ティップ側折れたけど。
胴に重さを乗せやすいから、短くても遠投効くところもいいよね。
軽さも申し分ないかな。
2ピースだから、持ち運びが便利。←元々の長さが短いから継いだまんま。
片手投げしやすい。
といった長所があるよ。
短所はないね。
ミリオネアHL-SLC凛牙103はダイワの丸型ベイトの最上位機種、CV-Zの100番台をチューンした「ミリオネアライト」をオカッパリで有名な村上晴彦氏がさらにチューンしたモデル。
HLはハートランドの、SLCとはスーパーロングキャストの頭文字。
ミリオネアの特徴であるアルミ無垢材からの削り出しフレームとか、表面のビスを隠してあるところとかは引き継ぎつつ、削り出しのインダクトローター一体型スプールとかロングパワーハンドルとか外調整式マグダイヤルで武装してあるよ。特に外調整式マグダイヤルは優れもんよね。CV-ZやXはマグ側のプレート開けんとブレーキ調整できんき、かなり面倒っちぃし。しかも10段階ある目盛の偶数部分しか使えんとゆーね。凛牙は10段階全部使えるよ。ライトはドライブギヤが超々ジュラルミン製らしいんだけど、凛牙は真鍮製やね。この前バラして確認済み。
ノーマルは淡水専用だけど、凛牙は塩水に強いベアリング採用してあるから、ソルト対応になってるよ。
自分的には短所なんかないけど、インプレッションでは「重い」とゆー意見が多いかな。
あと、ブレーキがピーキー過ぎるっつー意見も多いよね。でも、自分はかなり穏やかだと思うけどな。
強いてゆーなら古くてメンテに出せんっちトコロがダメかな。CTSVとして復活したんだから、見てくれてもいいよね。メーカーさ~ん!見てくださ~い!
といった感じでタックル編は〆たいと思いま~す。
引き続きまして実釣編、いってみたいと思いま~す。
本日は夜勤最終日。
次は早番なんで、生活パターンを朝方に戻さなきゃなのよ。
だき、
眠いでも我慢!
とか思っていたけど…呆気なく睡魔にやられたよね~。
目が覚めたら14時やし。
まだまだ眠たかったんだけど、ここでさらに寝ちまうと、いよいよパターンが戻せない。だから無理矢理起きる。しかし何かしてないと眠気は収まらないので、そんな時は釣り。
草刈りがあっているので気分はゴムの場所下流の消波ブロック帯。
場所が決まったのでタックルを選択する。
まず一本目は巻き。
リベリオン661MHFB-G+スティーズA TW1016-CC。糸はナイロン16ポンド。
二本目はスピニング。
ホーネット・デビルスナイパーHDS-671MLPE+セルテート2004。糸はPE0.8号、リーダーはフロロ12ポンド。ルアーはゲーリーヤマモトアングリースティックのブルーギルカラー。リグはスプリットショットリグ。
三本目はフツーのベイト。
ギャレット・ディツアーエディションGDEC-622M+ミリオネアHL103凛牙SLC。糸はフロロ14ポンド。ルアーはゲーリーヤマモト4インチシュリンプの黒で、リグはヨレ対策したノーシンカー。っつーか、ウェイテッドフックもどきやけど。
コイツらをハイラックスに積み込んで、いざ出撃だ!
到着すると、まずは巻き。
垂直護岸から斜め護岸に変わるポイントをゲットできたんで、巻き倒す。が、一切反応無し。
お~い!巻き物の秋、どこ行った~?
あまりの反応の無さに心が折れた。
諦めて、数10m下流にあるいつものポイントへ。
スピニングで護岸に沿って平行に投げ、消波ブロックの上を引いてくるけどギルアタリすらない。
ゑ~?いい時期のはずなんに、どゆこと?
ここまで何もないともうなす術ないのかも。
フツーのベイトに持ち替えてしばらく頑張っていると、根掛かりでロスト。
なんか違う気がするき、リグを変えてみよ。
とゆーワケで、ナス型オモリ1号のショートリーダーダウンショットにリグり直す。ワームは引き続き4インチシュリンプの黒。
釣り再開して数投目。
なんかゴリゴリするポイントを通過中、
ゴリッ!
障害物とは明らかに違う感触。
食った?
巻くのを止めると、
グッグッグ…
ゆっくりと、しかし、重々しく持ってった!
アワセると、沖の方へと一気に突進。
クッソ強い!
巻こうとしたんだけど、最初の一撃すんごくて。
全く巻けなかったよね~。
どうにか持ち堪えると今度は横っ走り。
これがまた強烈で。
またもや巻けなかったよね~。
エラ洗いしないもんで、
コイ?ライギョ?
とか考えているところで、
ザリッ…ザリッ…
イヤな感触。
消波ブロックの角で糸が擦られた!
これで強引なファイトはできなくなった。
突進されたら巻くのを止めて、サオの弾力のみでやり過ごし、止まったら巻く、の繰り返し。
なんとか足元まで寄せて来れたけど、お約束の如く深場へと潜りやがる魚。
ヤバい!これ、取れるか?
何度目かの突進の後、どうにか護岸際まで寄せ、サオをさらに立てて浮かせると、水面に顔を出した。
バス!しかもデカい!そして、太い!
足元には草がオーバーハングしているから、引き摺り上げることができない。
その前に、水位が下がっているからしゃがんでも手が届かない。
どーするかな?
困った。
完全に呑み込まれていて、口からは糸しか見えていない。
さっき、糸にキズ入ったやろーしな。抜き上げられるか?
かなりのピンチ。
どげんしよ?抜き上げる?
少し考え躊躇した挙句、抜き上げることにする。
せーの、でサオを立てると…辛うじて抜き上げられた。
草の中で暴れる魚を押さえつけ、口に右手親指をねじ込む。
持ち上げてみると、それは見事なプロポーション。
体長もあるけど、とにかく体高があって太い。
そして重い。感覚的には2kgぐらいありそう。
かっけー!
ハリを外そうと口を見ると、エラの根元辺りにハリが刺さっている。
タイミング、バッチシやったはずなのに…。
活性、高っ!
エラ孔からラジペン突っ込み、刺さったハリを外す。
血は出ていない。
よかったぁ~…大出血するかと思ったよ。
糸を触ると口の上数cmのところから20cmがザラザラに。
あっぶね~!切れるところやった。
ゾッとしつつ記念撮影。
サオの模様で長さを測るとお帰りいただくことに。
足場が高いんで、そっと投げ込んだ。
いい時間になったし満足できたんで、撤収だ!
家に帰ってちゃんと測定すると48cm。
この子、冬にまたまた会ってみたい!
この子は近況ノート「デケーぞ🐟」に出演もしておりますので、興味ある方は見ちゃってつかぁーさい🙏
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