第98話 リベリオンに入魂(仮)だ!
新しいサオ、リベリオンに半分…いや、1/4、魂がこもったとゆーか何とゆーか。
な~んでこんなビミョーな言い回しになっているのかと申しますと、お相手がゲストさまで、しかも、上げることができなかったからなのよね~。←注意!半分わざとバラしたみたいなとこある。決して負け惜しみとかじゃないよ!!
だから、1/4。
自分的には相手してくれた魚って、どなたさまでも可愛くてね。だから、外道=×、ゲストさま=○と呼ばれているお魚さんでも魂こもったことにしときたい。バラしたことだけカウントし、1/2入魂にしときたいんだけど、なんせ今回主役のタックルである「リベリオン」はバスザオ。
「今日の釣果~」の主成分はバス。
とゆーことから「1/2」っち申告したら、ビミョーに詐欺っぽくなるき心が痛むっちゃんね~。
…っち、誰に対して何の言い訳?
おっと。
話がワケ分からん方向に迷走してきだしたぞ。いかんいかん。
とりあえず本編、おっ始めますかな。
今回のお魚さんの方の主役はどなたかといいますと、コイ。
しかも初コイでございます❤…今年の。
コイさん来てくれたのっち、でったん久しぶりなんよね~。もぉ、B’zの「It's Raining…」ぐらい久しぶり。思わず「コーヒー飲めるようになったんだ」っち、ゆーてしまいましたよ。
といった、しょ~もないネタはさておき、コイ。
なにげに「今日の釣果~」では初登場…に、なるのでゎ?
もし既に登場しちょったら、そん時はゴメンねんのねんのねん。許してちょんまげ。
コイっち、バス釣り人にとっちゃ割とメジャーなゲストさまなんよね。
どげなキャラかといいますと、とにかく引きが強い!
食ってくるヤツっち結構な確率でおっきい(50cm以上。下手したら70cm超えてくる)き、シャレにならんぐらい強いのよ。具体的には突進でリョウガ2020のドラグ、フルロックにも関わらず引き出されるくらい。バスの50UPとやり取りして抜き上げても滑らんドラグが作動したら、そりゃ~もぉ焦るよね。
しかもスタミナあるき、弱らんっちゃんね~。足下まで寄せても何度も何度も同じ力で走られるし。
取り込むのもかなり厄介。
重いし大暴れするから、網無いと抜き上げられんっちゃん。
こげなキャラやき、狙って釣ることできたらでったん面白いっちゃけど、そう上手くはいかんのよね~。とゆーのも、警戒心が強くてね。見えているコイって、たとえ逃げなくてもしっかり警戒はしているようで、何やってもそう簡単には食ってくれないのよ。
なのに、なんかのタイミングでモーレツに食ってくることがある。だからメジャーなゲストさまって言われんのよね。
いちばんに考えられるのが濁りかな。特に大雨のあととかよく食ってくる。過去に掛けた魚が全部コイってこと、あったもんね。
風吹いて水面が波立つときも、食いやすいかな。
あとは、何らかの原因で魚がコチラの存在に気付けなかったとき。例えば距離だったり、立ち位置だったり。
いずれにしても、こちらの気配が察知できないとき食ってくる…よーに思う。
といった感じでコイさんのお話は〆ましょーかね。
続ゐてタックル編、イきますよん!
去年の年末、新しい巻きのサオを買ったのですよ。
その名も、リベリオン661MHFB-G!
カタログによりますと。
リベリオン全体としては、
『「闘志に燃え上がるDAIWAオレンジ」
漆黒のブランクに、眩いばかりに輝く橙色のアクセント。
DAIWAオレンジは、エポックメイキングモデル伝統のアイコニックなカラーリング。古くは現代ベイトフィネスの先駆けとなったリベルトピクシーの初代オレンジアンバー、エリアトラウト界で今なお時代をリードし続けるプレッソのIDカラーなど、数え上げれば枚挙にいとまがない。近年では現代ベイトリールの象徴と言えるSVスプールのエンジン部にも、その片鱗が垣間見える。
2020年、DAIWAはバスロッドの既成概念を打ち破る新たなる聖剣“リベリオン”を世に送り出す。
そのフォルム、精悍かつスタイリッシュ。優れた戦闘能力を匂わせ、レベルを逸脱したギミックに目は焼き付けられる。気を付けろ、その圧倒的な軽量感。一度手にしたら、もうその手から離すことはできない。』
『「すべてのロッドへのアンチテーゼ」
腕の延長として、蝶のように舞える軽快な操作性。狙ったスポットへ、蜂のように刺すシャープな振り抜き感。ターゲットに己の姿を見せないロングディスタンス性能の一方で、近距離戦でも比類なきパワーを発揮する。カーボンブランクの全身を締め上げ、ネジレを防ぎアキュラシー性能とパワーを高めるブレーディングX。従来よりさらなる精度を高めたバイアス構造・X45との相乗効果が威力を発揮。最上位機種に匹敵するDAIWAテクノロジーが盛り込まれた鋭いブランクは、使う者の意思に共鳴する。すべてのモデルは得意とするメソッドを唱えど、複数の釣法を視野にデベロップ。レギュラーファストテーパーかつ、低負荷時と高負荷時のコントラストが際立つマルチテーパーに勝機を見出す。1本で可変するテーパーは、使うルアーを選ばない。特化モデルにはない突き抜けたユーティリティ性に気づける。
7フィート未満は1ピース。それ以上はハンドルデタッチャブルのグリップジョイント。
センターカット並継ぎの2ピースと同様、ポータブル性を発揮。リールシートにはエアセンサーシートを搭載。ベイトにはブランクタッチトリガー、スピニングにはスリムフィットをそれぞれ採用。アングラーとの直接の接点にも無論、一切の妥協はない。』
といった感じでございます。
661MHFB-Gに関しては、
『3/4oz.までのワイヤーベイトをコンパクトなスイングでテンポ良く撃てるパワークランキングモデル。ピックアップ時に訪れる不意のバイトもしっかり乗せるティップに、ベリーから立ち上がるテーパーはシングルフックを逃さず貫通。操作系プラグにも抜群の相性。』
といった感じ。
スペックは
全長(m):1.98
継数(本):1
仕舞(m):1.98
自重(g):125
先径(mm):2.0
元径(mm):14.4
ルアー重量(g):7~42、(oz.):1/4~1・1/2
ライン(lb.):10~20
カーボン含有率(%):49
価格(\):25800
と、こげな感じ。
リベリオンはちょい前デビューしたダイワのバスザオで、まだ「最新鋭」といってもおかしくはないのかな?
価格的にはブラックレーベルの一つ下。
でもね。
HVF、X45、BRAIDING Xといった技術が採用してあることから考えて、まんま先代のブラックレーベルなのよね。値段もほぼ同じやし。
ちなみに現行型ブラックレーベルはといいますと、さらにスンゴイ技術が盛り込まれているため定価が1万円前後高くなっておりまして。おかげで買うのにかなり躊躇する値段になってしまいやがりました。
実際に使ってみた感じは軽い。
テーパー表示は「F」。ファーストテーパーなんだけど、グラスロッド特有のビヨンビヨンした柔らかさがあるよね。スペック的にほぼブラックレーベルFM701MHFBだから、持ち替えてもそこまで違和感ないかな。
使用範囲の上限が高いから、ルアーの重量考えんで扱えるのはありがたいよね。
使い始めてそんなに経ってないから、長所や短所はよく分からないけど、コイさんのおかげでかなり強いってことが判明したよね。
あとは使い込んでみて何か発見があったら書くことにするね。
こんな感じでタックル編は〆たいと思いま~す。
続きまして実釣編。
今年も水門が閉まり、田んぼ仕様の水位になった。
気温も温いから、お手軽、前の川フィッシングシーズンの始まりなのですよ。
とゆーワケで、昨日から張り切っておりまして。
昨日は撃ちで頑張ったから、今日は巻きの出番。
去年の年末に買ったリベリオンに魂を込めたい気分でいっぱいなのよ。
だから、本日のタックルは、
リべリオン661MHFB-G+スティーズA TW 1016-CC。
糸はナイロン14ポンド。
これ一本のみ!
巻きルアーのバッグをπ/に掛けてポイントにGO!
土手に上がった瞬間、スンゲー爆風じゃ~ないのよ!しかも霧雨やし。
でもまぁ、寒いわけじゃないし、雨は我慢すっかな。
土手に出てすぐボートが浮いているの見えていきなしやる気が失せたけど、使い心地は確かめたいし、手に馴染ませときたい。だからボートは無視することに。
護岸に立つと、思った方向には飛ばないほどの爆風が下流側から吹いている。
ルアーをスナップに繋ぎますぜ。
選んだのはここでの実績ルアー且つ50UP釣ったルアーである、ラトルインワイルドハンチ。色はライムチャートダズラー。
立ち位置は水門の溝の下流側コンクリートの上。
カチッ。
クラッチ切って、バックスイングからの~…ビュッ!
ヴ―――――ン…ポチャ。
爆風で期待して無かったけど、不自由ないくらいには飛んでくれている。
こんなトコロがTWSの効果なんかな?
勝手に盛り上がりつつ扇形に投げ続けることしばし。
正面に投げ、巻いてきているとたま~に底を叩く感触。
いーね❤きそうやね❤❤
ワクワクしながら川の真ん中辺りを通過中。
突然、
ズッ…
重さが乗ると共に巻く手が止まる。
ん?根掛り?
そう思ってしまうほどに重い衝撃だった。
でも。
直後反転したことにより、黄色みがかった褐色の細長い魚体が見えた。
あれ?今のバスじゃないよね?ナマズ?
リールを巻き始めると、どうやらズーナマさんじゃないっぽい。とゆーのも引きがモノスンゲーのよ。
しかも独特の重量感。
コイ?っつーことは※スレか?
※)口以外の場所にハリが掛かるコト
伝わってくる暴力的な引きから考えると、そーゆーことになる。
力任せに走り回る魚。
尻尾にでも掛かったかな?
そう思ってしまう程に強い。
これを強引に巻いて寄せてくる。
流石、ギヤ比5.3のCC(クレイジークランカー)。
E仕事するじゃ~ないですか!
ゴリゴリ巻いて、完全に確認できる距離。
水面付近で再度反転し、魚体があらわになる。
茶色くてオレンジ色でうろこがはっきりした姿。
やっぱコイやん!
掛かり具合を確かめるには最高の相手。
しかもスレじゃない。
今の反転でちゃんと食っていることまで確認できたもんね。リアフックがガッチリと口の内側に掛かってらっしゃる。
バット部分からブチ曲がるサオ。
とはいえ、危なさは全く感じない。寄せる力はかなり強い。
頑張っているのだけど、いまだ弱る気配無し。
ぶっといトルクで自由自在に走りまくる。
直前まで寄せてきても全く弱ってないから同じ力で再び突進。
これを何度か繰り返し、寄せてきたものの…その先のことは全く考えてなかった。
そもそもコイが掛かるとか思ってないし。
しかも今掛かっている魚はとんでもなく太いし長い。
見た感じ60cm超え。
丸々と肥えているから3kgとかフツーにありそう。
今の立ち位置じゃ水面まで1mはある。
水門の溝に下りても6~70cmはありそう。
巻いてある糸がせめて16ポンドナイロンだったら何とかできたのかもしれないけど、今巻いてあるのは14ポンド。
困った。
タックルの強度的にイマイチ不安がある(特に糸)から取り込めるかどうかわからないのよ。
とにかく早いことどうにかしてあげたいので、一段低い水路に下り、体勢低くして抜き上げようと試みるのだけど…暴れて何度も突進するから、なかなか思うようにならない。
少しだけ大人しくなったタイミングで護岸に接岸させ、ゆっくりと引っ張り上げるのだけど…糸の限界感がハンパない。
あと少し力を加えるとマジで切れそう。
ルアー、無くしたくない気持ちは勿論あるけど、糸切れたらルアー刺さりっぱなしになってエサが食えんくなるんよね。
それじゃ魚が可愛そう。
身切れするか、ハリ伸びてバレてくれんかな?
願いつつ護岸の斜面をゆっくりゆっくり引っ張り上げる。
かなり危険だけどルアーを持って抜き上げることにする。
顔を背け手を伸ばした瞬間、
バシュッ!
弾かれたような音。
そして右腕には衝撃。
まるでスローモーションのように護岸を滑り落ち、逃げていく魚。
衝撃を感じたところに目を移すと、ルアーが刺さっていた。
うぉっ!あっぶねー!長袖でよかった~。そして外れてくれた。
バラしたのにホッとしている自分がいる。
どうにもできない魚だと、こういったリアクションになるのよね。いや、負け惜しみじゃなくて。
やっぱ近いうちランディングネット(←網のことね)買わんといかんな。ルアーが口に掛かったまま魚死なすのは後味悪いし。
糸を結び直すためルアーを手に取り見てみると、リアフック、グニャグニャ。
伸びて外れたらしい。
コイ、恐るべし!帰ったらフック交換だ。
とりあえず。
掛かり具合分かったし、良しとしとこうか。
納得し、次の魚を狙う。
「風が吹いたらスピナーベイト」という有名な諺(どこが?)を信じ、スピナーベイトを選択。ハイピッチャー1/2オンスのブルーバックチャート。アシストフック付きを引き倒す。
少し沈めてゆっくり引いていると、
ゴッ!
明らかに根掛かりの感触。
サオをあおるけど、びくともしやがらない。
立ち位置を変えて引っ張るけど、それでもダメ。
どうやらアシストフックが裏目に出た模様。
諦めてまっすぐ引っ張ると、
プチッ!
ロスト(泣)。
ヤル気も失せてしまったので撤収することに。
心配事をなくすため、16ポンドナイロンに巻き替えましたとさ。
これから巻きへの反応がよくなってくる。
今度こそ本命さん釣れてくれますよーに!
そして、(仮)が外れますよーに!
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