第97話 今年二本目!
初フィッシュから二週間。
二本目が釣れてくれました!
この時期の釣りって食わない時はとことん食わなくてねぇ~。「結局、温くなるまで何も釣れんかったやんか!」とかゆー展開、フツーにあるもんね。
今回は結構釣れん条件揃っちょったんよ。
初フィッシュと出会った直後から雪降って水温下がったし、コロナで人間がさらに増えてオニのよーなハイプレッシャーやし。
っち、ヘタクソな腕前は見事なまでに棚に上げ、釣れないアピールしてみました。が、みっともないき、この辺で止めときまっしょい。
それでゎ早速タックル編、いっちみたいと思いま~す。
今回活躍してくれたタックルは、
ブラックレーベルPF701MFB+アルファスSV105SH。
「今日の釣果~」ではお馴染みの、「いちばん釣れるセットⅡ(Ⅰは凛牙のセット)」でございます。
久々の登場なので、軽ぅ~く説明しときましょーね。
まずはサオから。
ブラックレーベルPF701MFBは総重量10g前後のリグが快適に扱えるサオ。総重量10g前後とゆーと、3.5~7gのテキサスやジグヘッドに4インチグラブとか3インチドライブクローみたいなワーム組み合わせたら、ちょうどこの重さになるのよね。
開発に携わったプロが言うには、撃ち物用なのに巻き物もやれてしまうバーサタイルな性能を持っているのだそうで、それが売りにもなっておりまする。
振ってみた感じはシャキッと感が強いかな。そのため「コンッ!」って感じの金属的なアタリが出るよ。でも、実際魚掛けてみるとかなり柔らかいからね。
繊細なのに頑丈なのもいい。40UPでも抜き上げることできるバットパワーあるもんね。
小型でもいちばん小さいクラスのリールとの相性が良くて、特にアルファスとの組み合わせは、ダイワのバスの小冊子に「オススメセッティング」として紹介されるほど。
先代ブラックレーベルのデビュー時から存在し、フルモデルチェンジするまでラインナップされていた長寿モデル。途中、消えたりするモデルもある中で、最後まで生き残ったっつーのはそれだけ性能が良くて、みんなに愛されているってことだもんね。
自重が軽いのもいいよね。
あと、コスパが優れているのもいいトコロ。通常の売値が2万円くらいでセール時が1万7~8千円ぐらいじゃなかったかな?
といった長所があるよ。
短所はブランクスの表面に塗布してあるクリアが弱いことかな。買って1年ぐらい経ったら虫食い状に浮いてきて、みすぼらしくなっちまうもんね。この現象、コイツだけじゃなくて、7112XHRBやら6101MLFB、SSS6101MLXSも、なっちょーもんね。フルモデルチェンジしたあとのSG、LGは知らんけど。まぁ、性能には全く影響ないき、いいっちゃけどね。
あとは…中古価格が高いところがイタダケナイかな。新品の売値が2万円前後なのに、中古が1万2~3千円とかそれ以上とか平気でしやがる。これだけ強気の値段設定してあるっつーことは人気あるんだろーね。
といった感じかな。
次にリール。
アルファスSV105SHは、コンパクトで頑丈さが売りのモデルだよん。
小型ベイトの中では最も小さいタイプになるのかな?手の小さい女性とか、小学校低~中学年の子とかでもそこまで無理しないで扱えるくらいの大きさなんよね。
お手頃価格(新品で2万円ちょい)なのに信頼のmade in Japan!というのもいいよね。
SV(ストレスフリーバーサタイル)ってことで、他のモデルと比べると使用範囲が広い。具体的にはフィネス一歩手前からビッグベイト(←スプールのキャパ小さいからわざわざ使う人はいないだろうけどね)まで対応できるよ。このブレーキ、バックラッシュしにくくてね、設定次第じゃノーサミング(着水と同時に親指でスプール止めなくていい)なんて技もできてしまったりする優秀さ。この性能はマジで初心者にもオススメできるよ。
短所は無いかな。
個人的な意見としてエアブレーキの感触が好きくないけどね。キャスト全域での引き摺った感が強いんだわ。とはゆーものの、飛距離的には全然不自由ない。っつーか、むしろかなり飛ぶ部類だから、気にしないよーにしているんだけどね。この感触って、ブレーキ設定弱くすると消えるけど、そこまで緩めるとバックラッシュするんよね。調整する時は、一目盛ずつ弱めながら投げてみて、糸フケが出たところから一目盛強くしたらいいよ。
あとは…ハンドルがちょい短いかも。あと1cm長かったらデカいの掛かった時、やり取り楽なのにな、と思うこと結構ある。ただ、リールのサイズ考えるとこの長さがちょうどいいんだろうし、大きくない魚でもスリルがあるファイトを楽しめると考えれば全くの短所ともいえないんだけどね。
これらは完全に好みの問題なので、短所とは言えないよね。
タックル編はこんな感じで〆ようかな。
続きまして実釣編、イきますよん!
今日はちょっと温い。
雪解けも落ち着いて、水温安定したはず。
釣れるかもね。釣れたらいいね。
期待しつつタックルを準備する。
ゴムの場所に行きたいからフツーのベイトを持って行こう。
一本目は、
ブラックレーベルPF701MFB+アルファスSV105SH
リグはヨレ対策したノーシンカーが結んである。これにゲーリーシュリンプ4インチをセット。色はグリーンパンプキンシード。
二本目は、
ファンタジスタYABAI FNC69MH+リョウガ1016H。
リグはこれもノーシンカー。ルアーのセットは現場ですればいいや。
三本目はパワーフィネス。
ホーネット・デビルスナイパー671MLPE+セルテート2004。
リグはスプリットショットが結んである。
ルアーは3.5インチカットテールで、色はスモークに紫と銀と黒ラメ。
こいつらをアルトにぶち込んで、いざ、出発だ!
到着すると、スロープの下にはクルマ。
どこで釣りよるかな?
クルマから降りて見てみると、お目当てのポイントには誰もいない。
見回すと、鉄橋の下で橋脚を熱心に撃っていらっしゃる。
よかった。
いつものポイント呆気なくゲットできた。
水を見てみるとバッチシ白濁りが取れている。っつーことは、雪解けの影響治まった証拠。
いーね!マジで釣れるかも❤
テンションアゲアゲで、まずはスピニングからいきますよん。
が、しか~し。
現実はそげん甘くないよね~…。
しばらく頑張るのだけど、一切反応無し。
ブラックレーベル+アルファスにチェンジ。
投げて底を取り、モゾモゾ這わせたり小さく跳ねさせたりしながら引いてくる。
が、やっぱし反応無し。
う~ん、キビシー!
ファンタジスタ+リョウガにチェンジする。
ルアーはドライブスティック3.5インチをセット。ハリのシャンクには板オモリ。
これでしばらく頑張るけど、やっぱしやっぱし反応無し。
この時点で18時ちょっと前。
今日はダメかな?でも、これからがいい時間なんよね。
薄暗くなってきたタイミングで再びブラックレーベル+アルファスに持ち替え、扇形にランダムに引いてくる。
そして、頑張ること約20分。
真正面よりちょい下流側。
水中堤防状に盛り上がった環状ストラクチャーに鋼管が絡むポイントで。
底を取り、チョンチョン跳ねさせ引いてくると、鋼管の感触。
引っ掛けないよう注意しながら通過させ、再度沈ませたところで、
コツッ…
小さいけどハッキリした、弾くようなアタリ。
食った!
巻くのを止め、サオ先を見ていると、ゆっくり絞り込んでいった。
座ったままの体勢でアワセを入れる。
直後、沖に向かって突進が始まった。
キュ―――ッ、キュッキュッキュ!
糸が水を切る音。
バット部からブチ曲がるサオ。
強い!
障害物の際で食ったから、即座にサオを立てて強引にリールを巻く。
すると、水面に向かう気配に変わる。
一気に重さが無くなっていく。
飛ぶ!
急いでリールを巻くと、
バシャバシャ!
エラ洗い。
本命さんじゃあないですか!
足元まで寄せてくると今度は深場に突進。
最早お約束の抵抗。
伸されそうになりながらも必死に耐える。
数度の突進のあと、どうにか浮き上がらせることに成功。
そのままサオを立てて抜き上げる。
狭い足場(護岸と水際の矢板との間にある30cmほどのスペース)で跳ねまくる魚。
取り押さえ、口に親指を突っ込むと、下アゴ持って持ち上げる。
この時期にしてはお腹が目立たない魚。とはいえ凹んではない。
自然なカーブっつーことは♂なのかもね。
スマホのカメラを起動して、記念撮影したあと大きさをサオの模様で測るとリリース。
下アゴを持ち、水に浸けて解放してあげると、ゆっくり深場に戻っていきました。
かなり暗くなってきたし体も冷え切った。
釣りするどころじゃなくなってきたので撤収することに。
帰って測ると36cm。
う~ん、なかなかいい魚❤
年明け二本目は、そんなに間を開けることなく釣れてくれた。
ありがとね!
そして、これからもこの調子で釣れ続いてくれたらいーのにな。
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