第96話 2021年の初フィッシュ。
祝!2021年の初フィッシュ!!
これでだいぶん心に余裕が出来たぞぃ♪
本日は1月27日とゆーことで、年が明けて割と早い段階で釣れてくれた。
このことについては素直に喜びよるっちゃけどね~。前回の釣果からは3カ月半も空いちょーっちゆー…。
無いわ~。マジ、無いわ~。
と、泣きが入るくらい深刻な事態なのですよ。
おかげさまで「もう、この川にはルアー食ってくれる魚っちおらんのやない?」とか、「ここ最近、釣り人多いきプレッシャーが…」とゆーよーな、釣り人特有の愚痴しか出てこない。
ホ・ン・ト、どげんしょーもねーな。
この辺で止めとかんと愚痴だけでこの回終わってしまいそう。
それは避けたいので、タックル編…に移りたいっちゃけど、本日活躍してくれたのは、
ギャレット・ディツアーエディションGDEC-622M+ミリオネアHL-SLC凛牙103
「今日の釣果~」ではお馴染み、「魚との相性抜群セット」でございます。
最多出場の部類だから、説明するまでもありませんな。
なら、ルアー!とか、考えたのですが、これまた登場回数の多い4インチシュリンプ。
よって、今回もタックル編は無し。
とゆーワケで、実釣編。いってみたいと思いますよん!
年が明け、ボチボチ一カ月が経とうとしております。
今年に入ってからの釣行はと言いますと、二回でいずれもボーズ。もちろんギルアタリさえ無し。
とはいえここら辺で一本出して心に余裕持たせとかんと、プレッシャーで今後さらにボーズが続くことになりそう。
これはいけませんぞ。
外は晴れ。
気温もそれほど冷え込んでなくて、ここ数日、天気も安定しておりまする。
飯食ってボーっとしていたら、釣り欲がムラムラと湧いてくる。
まずは場所を決めようじゃまいか。
出来るだけ可能性がある場所にせんとね。
必死こいて考える。
で、真っ先に思い付いたのが笠置ダムの上の池。
ここは、サイズこそ小さいけど頑張ればこの時期(真冬)でも確実に出てくれる…はずだったのに、ブームが激しくなってからは荒れまくり。釣り初めで先一昨年からボーズ喰らい続けよるっちゃんね~。
だから、今回も却下。
なら、やっぱゴムの場所かその下流の消波ブロック帯しかないよね~。
この二つを考えた場合、人間の多さを考慮するとゴムの場所の方がなんぼかマシ…な、希ガスる。
場所は決まったからタックルの準備をしよーじゃまいか。
釣果を最優先するならフィネス一択なんやけど、ゴムの場所でのスピニングはね~。障害物多目だから、やらかす可能性大。
この釣れん時期にやらかしたら、しばらくは立ち直れんくなるもんな。
そうならんためにも、今回はフツーのベイト一択。
是非とも一本!なら、14ポンド巻いた
ギャレット・ディツアーエディションGDEC-622M+ミリオネアHL-SLC凛牙103
しかないでしょ!
これ一本で頑張るのは勿論ありだけど、やっぱちょっと寂しかったりすんのよね。
だからもう一本。
今日は晴れていて割と温い。
冬でも巻きで釣りたい!
ならば、
リべリオン661MHFB-G+スティーズA TW1016-CC
はよサオに魂込めたいき、このセットしかないよね。
ワームのバッグとプラグのバッグとこいつらをハイエースに積み込んだら、さあ、出撃だぁ!
到着して水の色見たら、これがなかなかいい感じ。
いきなし本命場所は撃たずに、少し上流で巻くことに。
しばらくルアーをとっかえひっかえ頑張ってはみるものの、やっぱ冬なのよね~。
そげな甘い話はないのです。
巻きは見切り、道具はハイエースの中へ。
そして本命ポイントに入り、釣り再開。
釣り場でルアーを決めようと思っていたため何もセットしちゃいない。
リグはノーシンカーが結んである。
バッグの中を見ていると、目についたのはゲーリーヤマモト4インチシュリンプ。色はグリーンパンプキンシード。
いちばん手堅くて自信が持てるルアー。
ノーマルセッティングして、ハリのシャンクに板オモリ。
真正面の環状ストラクチャーをランダムに、扇形に撃っていく。
数投後、ゴロタっぽい何かに根掛かってロスト。
同じリグを結び直し、同じルアーをセット。
投げて底を取り、チョンチョンと小さく跳ねさせ引いてくる。
こんな感じでしばらく頑張っていると、感動の瞬間はやってくるのです!
真正面より僅かに上流側にある大きな岩状の障害物の際を通過中。
底のゴリゴリを感じながら引いていると、
ガリッ…
底とは明らかに違う、引っ掻くような感触が伝わってくる。
ん?食ったか?
巻くのを止め、張らず緩めずの状態で待つ。
サオ先を見ていると、
グッグッグッ…
ゆっくりと絞り込まれていく。
食った場所は障害物の真っ只中。
年末、ここでネコリグ引いていてやらかしたのよね。
潜られてデカいのバラした悪夢が頭をよぎる。
ひと呼吸置いてゆっくり目に大きくアワセると、重さは乗った…が、動かない。
まさか、根に化けた?
ヤな予感がして巻いてみると、その重さのままジワリと寄ってくる。
かなりの重量感。
ビニール?
そう思った瞬間、突進が始まった!
直後、伸されるサオ。
ザリッ…ザリッ…
障害物に糸が擦れるイヤな感触。
14ポンドフロロとはいえマズイ!でったんマズイぞ!
サオを立て、弾力だけで耐え、突進を回避する。
止まると即座に巻いて寄せてくる。
このやり取りでどうにか障害物は回避した。
けど、糸、擦れよったもんな~。
確実に傷が入っているはず。
強引なファイトはできない。
突っ込まれる度巻くのは止めてサオの弾力で耐え、止まると巻く。
これを繰り返しながら寄せてくる。
フワッと軽くなり、
飛ぶ!
巻いてテンションを掛け、エラ洗いに備えると水面直下で反転。
モヤモヤっと波立つ水面。
同時に身体の模様が確認できた。
白っぽく体高のある魚体の真ん中には黒っぽいライン。
本命さん!しかも極太!
そのまま深場へと突進。
サオを立てて耐える。
数回の強烈な突進の後、なんとか足元まで寄せてきた。しかし掛けた場所が近かったため、全く弱っちゃいない。
足元の深場で跳ねたり潜ったりして激しく抵抗する魚。
そのまま抜き上げたいけど、糸には傷。
力任せに抜くと多分切れる。
足元への突進をサオの弾力のみで耐え、やり過ごすとやっとのことで浮いてきた。
矢板の際まで寄ってきたので体勢を低くしてハンドランディングの体勢に入るけど、ここで再び大暴れ。
おかげでなかなか口に指を突っ込めない。
さらに数度の突進を許してしまう。
再度寄ってきて、一瞬大人しくなった隙をついて口に左手親指をねじ込み…取った!
2021年の初フィッシュは卵を抱え、丸々肥えた女の子。多分1kgは軽く超えていると思われる。
傷が無いキレイな魚体。
3カ月半ぶりの魚にコフーンしつつ記念撮影。
サオの模様で長さを測ると、下アゴを掴みそっと水の中へ。
指を解放してあげると、ゆっくり深場に戻っていきましたとさ。
めでたしめでたし。
撃ちにチェンジして20分という、かなり早い時間での釣果。
時間はまだまだあるから勿論追加を期待する。
まずはタックルチェックから。
糸を触るとハリの上20~30cmのところがザリザリになっている。
危なかったぁ~。
ゾッとしながら傷の入った部分を切ってリグり直し、ルアーをセットすると釣り再開。
今の時間は17時。
いつもならこの時間になると風が弱まって釣りやすくなるんだけど、今日に限ってそんな気配は一切無し。
吹きすさぶ風。
そのまま続けるけど太陽が山の陰に隠れた途端、風はみるみる冷たさを増す。
両手指の悴みに加え、身体が冷えてきだした。
劇的に集中力が落ちてきたため撤収することに。
家に到着すると早速魚を測ってみる。
44cm!なかなか立派じゃ~ないのよ!
今年に入って三回目の釣行で初日を出せた。
この調子で釣れ続けてくれたら嬉しいな。っち、そげな甘い話はまず無いやろーけどね。
心に余裕ができたからリべリオンに魂を込めたいんだけど、なんせ巻き。
このキビシー状況で出るんかな?
かなり無謀な気がするけど、使わんと出るわけないもんね。
最悪ワーム使って絞り出すっつー手もあるっちゃけど、できればそれは避けたいかな。
巻きのサオは巻きで魂込めたいもんね。
な~んてこと考える今日この頃なのでありました。
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