第95話 今年最後の前の川対岸2020。
秋もだいぶん深まってまいりました。
寝るときは全然寒くないんだけど、朝方が…厚い毛布二枚と薄い布団一枚でも寒いことあるもんね。おかげで目が冷めちまう。
流石内陸部&盆地!放射冷却バリバリだぜぃ!!
とか感心する前に分厚い布団出せよ!っち感じやな。
風邪ひかんごと用心しちょかんと。
お~っと。
な~んか、流れ的にはいかにも「今日」のお話っぽいですが、実はまるっと3年前の(以下略)。
そげんふうに思うんなら、はよ追いつけよ!っち、ハナシではあるのですが、なんせ書くのが遅い。致命的に遅い。そして、極々僅かではあるものの、確実に釣果を重ねていっているから、その相乗効果で…っち、何話か前にもこんな泣き言言わんかったっけ?
ホ・ン・ト、ダメダメなZee-Ⅲでございます。
とはいえ。
書かんことには追いつかんので、今回も頑張りましたよ!
読んでいただいた方、褒めてください!そしたら自分がでったん喜びます。
どーにもワケ分からんことばっかゆーちょりますが、イきますよ!シコドピュッ❤と。
でゎ。
いつもの如くタックル編…なのですが、今回活躍したのは、
ファンタジスタTABAI FNC-69MH TORQUE CORE SHAFT+リョウガ1016H
ルアーもちょいちょい活躍しているドライブスティックでして…。
なので、タックル編はなっしんぐ。
このまま実釣編、いってみたいと思いま~す。
秋が深まってきた!
とゆーことは、田んぼが終わるっちゅーこと。
完全に稲刈り終わったタイミングで5kmほど下流にある大きな水門が開くんですねー。そーなると、家の前の水位は1mっちゃーいわんぐらい下がっちまう。下がると川底が顔を出し、手前が浅くなり抜き上げが困難になってくる、といった状況に陥っちまうんっすよ。
だから自分的にはおしまい。
仕事は明日から遅番。15:00~23:00の勤務なので釣行は不可能…ではないけれど、会社行く前釣りに行くと、会社に行きたくなくなっちまうんだよぅ。だから我慢。
となると、次の釣行は五日後なわけで。
その頃には水門開けられている可能性大なのよね~。といった大人の事情から、今回のサブタイトルは「今年最後の前の川対岸」にしてみました。
昼飯を済ませ、ゆっくりしたら行動開始。
今の時刻は午後三時半。
既に使いたいタックルと行きたい場所は決めてある。
ファンタジスタTABAI FNC-69MH TORQUE CORE SHAFT+リョウガ1016H
コイツをサオ置き場から引っ張り出す。
今日は重いリグをブン投げたい気分。
12gテキサスをリグる。
ルアーはゲーリーヤマモトスーパーグラブをセット。色はブルーギル。
準備できたので、前の川対岸へチャリでGO!
土手に出ると、河川敷にはクルマ。草刈り(正雄)あってスロープのバリケードが無いため、ここ数日、乗り入れるヤツ多いのよね。
ま、入りたかったポイントは空いているから、良しとしときましょうそうしましょう。
スロープを下り、チャリに鍵。
水際に立つと水の色「は」悪くない。
が、しか~し!
水面には苔。かなりでっかい塊(直径10mぐらいある)が浮いている。
どーやらここんとこの冷え込みでターンオーバーしているっぽいご様子。
ここで。
ターンオーバーっちゃ何?っちハナシなんやけど、これ、逆転層と呼ばれる自然現象。
気温が下がって表面の水が冷やされて沈み、底の水が浮く、といったもの。
この時、底の水は悪いものを連れて浮上するから、水質が悪化するんよね。苔が浮いていたり水面の泡が消えにくかったりすると、ターンオーバーが起こったことを疑っていいみたい。だいたい季節の変わり目によく起こるもんね。
釣り人は、魚の食いが悪くなるっちゅー理由でこの現象をものすごく嫌う。そして釣れなかった言い訳としてとてもよく使う。もちろん自分も使わせていただいておりますし、今日釣れなかったとしたら、躊躇なく使います。
とゆーワケで本編へ。
まぁターンオーバー自体あんまし気にせんけど、糸が苔を拾って色々と汚れまくるのはイヤよね。投げたとき、苔混じりの飛沫が飛んでメガネに着くし、リールとかサオが汚れまくる。
とゆーよーな文句ばっか言っていると釣りできないので、早速おっ始めますよ!
いつもの水門の溝から始め、上流方向へと数m刻みで移動してゆく。
ルアー回収するときに立った泡が消えない。う~ん、ターンオーバーバリバリやね。
空気抵抗少ないリグだから、対岸直撃も楽勝。
気持ちよくぶっ飛んでくれるから、ストレス解消にもいー感じ♪
と、調子に乗っていたら根掛かりしてロスト。
テキサス気分は失せたので、ヨリモドシを間に入れたノーシンカーにリグり直す。
ルアーはハガーをチョイス。
色はスカッパノン。
こいつ、自重あるからかなりぶっ飛んでくれる。だから、ノーシンカーでしばらく頑張っていたのだけど、手返しがどーにもよろしくない。
じれったくなってしまい、オモリをつけることに。
といっても、いつものウェイテッドフックもどきじゃなくて、ショートリーダーダウンショット。
オモリはナス型1.5号。
このリグだとどーもハガーじゃない気がするのでチェンジ。
選んだのはDDDシャッドで色はグリーンパンプキンシード。
折り返すことにしていたポイントまで到達したためそこでしばらく撃ち続け、引き返すことに。
途中消波ブロックに引っ掛かり、切るつもりで引っ張ったら無事回収できたんだけど、ルアーが破損したため4.5インチドライブスティックのグリーンパンプキンシードにチェンジ。
引き続き撃ちながら戻っているとボイル発生。
ボイル起こるっつーことは、底ベッタリじゃないんかな?
急いで回収してオモリを外す。
ルアーの上30cmぐらいのところを切ってヨリモドシを入れ、ノーシンカー(とゆー名のウェイテッドフックもどき)にすると、ボイルが起こった周辺にぶち込んだ。が、既に遅かったようで。
頑張ってみるものの、反応は無いので小移動。
スタート地点より数10m上流まで戻ってきた。
最後はスタート地点で粘ってみよーかな。
な~んてこと考えつつルアーを投げ、糸の動きを見ていたところ、
ピクン…ピクン…
弾かれたような動き。
引き続き様子を見ていると、フォールスピードがルアーではない速さに変わる。
食った!
一呼吸おいて少しゆっくり目に大きくアワセると、鈍い重みとともに生命感。
下流方向に突進しだす。
強い!
リールを巻くと徐々に失われていく重量感。
飛ぶ!
さらに早く巻いてテンションをかけ、エラ洗いに備える。
直後、
バシャバシャッ!
ド派手なエラ洗い。
対岸に近いトコロで掛かったため大きさは確認できなかったけど、引きの強さから40cm以上はありそう。
再び深く潜り、下流方向へと突っ走る。
サオの弾力で耐えつつ強引にリールを巻く。
巻き上げ力が強いリョウガなので、ゴリ巻きがやりやすい。
川幅の半分過ぎたところでまたもやエラ洗い。
今度はだいぶ近いので、咥え具合と大きさが確認できた。
デカい!
ルアーは口から半分ほど出ている。
さらに巻くと、ようやく足元。
潜ったり左右に走ったりして抵抗している。
サオの弾力で全てやり過ごし、浮いてきたところで抜き上げた。
お腹の凹みがだいぶ戻った女の子。
それでもまだまだ細いから、長さが際立つ。スズキみたいな感じ。
記念撮影し、ハリを外そうとしてビックリ。上唇の内側5mmぐらいのところにちょこんと掛かっているだけだった。ま、硬い部分だったからバレることはないけどね。
サオの模様で大きさを測り、そっと逃がしてあげました。
既にいい時間だったので、撤収することに。
帰って測ると45cm!
三連休最後にいい思い出ができました。
これで今年の対岸での釣りはおしまい。
また来年!
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