第3話
面接の結果、敏彦は合格しその会社に入った。
会社の説明では卒業後にすぐに東京に行くこととなった。
出向先は東京に本社がある大手の会社で第一日建プラント工業株式会社というところだった。
敏彦はそこのコンピューター部門であるCAD部に出向になった。
CADとは、computer aided designの略語であり、コンピューターで建築物の設計を支援することである。
常務の加東の話によると出向先の会社は、工場の設計をCADで行っているとの事で工場の現場毎にプロジェクトチームがあると言う。
敏彦は研修から出向までの間、関連会社に行くことを人事担当の矢上やがみ課長から告げられた。
「三国君は、出身は茂寄もより町だったね」
「はい、そうです」
「私たちの関連会社である茂寄システムサービスに行き、東京へ出発までの間はそこで研修して下さい。
「はい、わかりました」
敏彦は矢上課長の指示で出向までの間、茂寄システムサービスに研修に行くこととなった。
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