22. 世界には少女漫画があふれている

「ゆーら! おっはよっ!」


 その光景に、私は思わずぽかんと口を開けてしまった。


     * * *


 長いようで短かった夏休みが終わり、学校が始まった。

 登校日初日、今日は始業式とホームルームで終わりだからまだ頑張れる、と憂鬱な気持ちを抑えて学校に来た。切りよく九月からならマシなんだけど、今日は八月二十五日。……なんでこんな微妙な日程なんだろうな。おかげでやる気が出ない。


 しかし私は優等生なので、もちろん教室に一番乗りだった。

 勉強しつつ、徐々に増えてくるクラスメイトに挨拶をしていく。風香が来た時点で勉強はおしまいにして、普段どおりのお喋り。たわいない雑談をしていたら、風香が急に声を潜めた。


「で、まなか、由良君とは結局どうなってるの?」

「だからどうもないって……友達だよ、友達」


 苦笑いしながら否定しても、風香は「えー?」と疑わしげに見てくる。

 まあ夏休みに由良くんとしたことを考えれば、疑われても仕方がないだろう。三、四日に一度は会ってたし。……うん? よくよく考えたら会いすぎじゃない? どうりで勉強がはかどったわけだ。


「あ、ほらまなか、由良君だよ!」


 教室に入ってきた由良くんに気づき、風香が好奇心にあふれた顔で教えてくれる。だからただの友達なんだってば……。説得力がないというのはわかってるけど。

 私の席と由良くんの席は割と遠いので、わざわざ挨拶には行かない。目が合ったら手を振るくらいはしたいな、と思って由良くんのほうへ視線を向けたら。


「ゆーら! おっはよっ!」


 誰かが由良くんに駆け寄って、ばしっと肩を叩いた。由良くんがいて、と言いつつも「はよ」と満更でもなさそうな顔で返したその相手は――


「……由良くんと新開くんって、仲良かったっけ?」


 小さく独り言のようにつぶやき、いや、そもそも由良くんは仲良いクラスメイト自体いなかったはず、と考える。

 ……でも、これはどう見ても。

 由良くんの席に先に座る新開くんと、それに苦笑いする由良くん。そのまま話し出した内容は、どうにも夏休みにも会っていたような感じだった。ぬ、盗み聞きしてるわけじゃない、聞こうとしていなくても聞こえてくる範囲で推測しているだけだ!


 そして極め付けに、由良くんは新開くんに何かを言われて、ふわっと笑った。私といるときにしか見たことがなかった、可愛い笑い方。

 ……マジで仲良いな!? いつのまに!?


「まなかまなか、口開いてる」

「あ、あー、うん、うん、そうだね」


 動揺しながら、由良くんと新開くんから視線を逸らす。

 新開……えーっと、あれ、下の名前忘れちゃった。夏休み明けだし仕方ないよな。とにかく、新開くん。思い出してみれば、一度だけ由良くんの口からその名前を聞いたことがある。

 相合傘をして帰った土砂降りの日、由良くんは新開くんが傘を忘れたらしいと言っていた。……でもあのときは単純に一クラスメイトの話題を出した、という感じで、少なくとも由良くんと新開くんは友達ではなかったと思う。


 それが夏休み明け初日からこうとか、何があった!?

 気になるけど、それを訊くのは放課後までお預けだ。ただでさえさっきの笑顔を目撃した数人がはてなマークを浮かべてるこの状況で、優等生である私が話しかけるわけにはいかない。不良でありたいという由良くんの意思を尊重したかった。


 ……新開くんは、一言で表すなら非常にチャラい男の子だ。正直関わりたくないし、彼に絡まれ続けている宮野理央ちゃんが可哀想になるレベルである。

 が、しかし。

 由良くんと仲良くなれるのなら、チャラくてもめちゃくちゃいい子なんだろうなぁ。また人を見かけで判断してしまっていたことに反省した。


「……由良君ってさ、やっぱりなんかいい子っぽいっていうか、そーいうオーラあるよねぇ」


 しみじみと言う風香は、たぶんさっきの由良くんの目撃者の一人だったのだろう。夏休み前には「悪い子じゃないのは確か」って言ってたのに、今じゃ完全にいい子扱い……。いや、前もはっきりいい人とは言ってたか。


「そりゃあまなかと仲良いわけだよね」

「……ただの友達だよ?」

「下手したらわたしより仲良いでしょ?」


 否定ができずに言葉に詰まると、風香は呆れたように笑う。


「千歩譲って友達なのは納得してあげるとして」


 百歩ですらないのか……。

 どんな顔をすればいいのかわからないでいると、彼女は「でも」と小さな声で続けていく。


「まなかって由良君のこと好きでしょ。あ、友達としてっていうのじゃなくね。ふつーに、男子としてってこと。好きでしょ?」


 確信を込めた言い方に、へ、と変な声が出てしまった。

 ……ありえない。はず、だ。私は単に由良くんのことが人として、友達として大好きなだけで、そんな感情は混ざってすらいない。


「なんでそう思うの?」

「んー、勘?」


 小さく首を傾けて、風香はにっと笑う。


「わたしはさー、残念なことに、由良君よりもまなかと仲良くないわけだけど」

「い、いや、そういうわけじゃ」

「夏休みに会った回数。基準にするにはまあ、十分でしょ? 気にしてないからいーよ。だって教室でこうやって仲良くしてるのはわたしだし。なんかよくわかんないけど、由良君とはクラスじゃあんま話さないようにしてるよね、まなか」


 そこまでバレてるのか、と風香の察しの良さに乾いた笑いを漏らすことしかできなかった。


「で、だよ? だからまだわたし、まなかのことを見てたらわかる、とかそういうこと言えるくらいには仲良くないんだけど。あ、もちろんこれからそうなってくつもりだからよろしくねー?」

「う、うん」

「うんうん。それで、あー、なんだっけ。……見てたらわかるってほどじゃないんだけど、どう考えてもわたしは、まなかは由良君のこと好きだろうなって。だってまなか、由良君の話してるときめっちゃくちゃ可愛いし、楽しそう」


 そりゃあ、大好きな友達の話をしているのだから、楽しそうにも見えるだろう。

 しかし今そう言ったって、きっと風香は納得してくれない。それがわかっているから、ただ彼女の話を聞くことしかできなかった。

 ……あれ!? そもそも私、由良くんの話を風香にしたことあんまりなくない!? 放課後に勉強を教えている(ほんとは教えてないけど)のを言ってからは、確かにたまーに話題に出してたし、夏休みに何回か会ったときも、少しは話した気もするけど……。それでもそこまで意識に残るような話し方をした覚えはなかった。


「って言っても、そうだといいなーってわたしが思ってるだけなとこもあるから、あんま真に受けなくていいよ」

「え、そうなの?」


 ちょっと拍子抜けする私に、風香はぴしっと人差し指を立てた。


「不良っぽい優しい男子に恋する、優等生女子!」

「……ん、ん?」

「めーっちゃ少女漫画じゃん!? 絶対見てて楽しいやつじゃん!?」


 どこか興奮したように言う風香の目は、きらきら輝いていた。……しょ、少女漫画。好きなのかな、風香。それは別に意外じゃないけど、こういうことで興奮するのは意外というか……まだまだ知らない面が多いなぁ。

 私はそこまで少女漫画を読まないからぴんとこないが、少女漫画っぽい、んだろうか。んー……まあ、不良と優等生ってありがちな組み合わせ? なのかな? だとしても漫画みたいなことは現実じゃそうそう起こらないし、私たちを見てても楽しくはないと思う。そもそも恋してないし、エセ優等生とエセ不良だし。


「とーいうわけで、だよ。気持ちを自覚するまでも少女漫画だし、そこは他の人が口出ししちゃダメなとこだから、わたしはもう言いません」


 自覚も何も、自覚するような気持ちがないんですけど。


「……あっ、いい加減しつこかった? ごめんごめん!」


 軽い口調でありながら、心底悪いと思っていそうな謝罪だった。そーっと私の表情を窺ってくるので、つい小さく笑ってしまう。うん、イラッとしかけちゃってたけど落ち着いた。

 いいよ、と返せば、風香はほっとしたように口元を緩ませる。が、すぐにその表情にそぐわない問いを投げてきた。


「引いた?」

「引いてないよ。知らないことまだまだいっぱいだなーって思ってた」

「ふんふん、そっかそっか。わたしも! たぶんまなかの知らないこといっぱいだから、おんなじだね」


 にこっと笑顔を向けられて、少し罪悪感を覚えた。

 私は優等生を演じていて、それを高校で崩すつもりはない。けれど本当の私は口が悪いし短気だし、とても優等生と言えるような人間じゃないのだ。

 エセであっても演じられているのならば、これはこれで私の一面であり、嘘をついていることにはならないが、それでも素の自分をさらけ出していないことも確かである。

 ……由良くんにばれたのは成り行きというか、同類だったせいで、自分からばらそうと思ってそうしたわけではない。だとしても、由良くんにはばらしておいて、風香に隠し続けるって言うのは……違う、よな。


「……風香がたぶん知らなかったこと、一個教えるね」


 これから先も、私は気が済むまで優等生を演じる。少なくとも、高校卒業まではこのままだ。だって高校の途中でキャラを変えるとか恥ずかしいし。

 だけど、私の素を知っている人が一人や二人増えたところでどうってことはない。それが友達ならなおさらだし、あいにく私が友達と言い切れる人は、この高校では由良くんと風香だけである。


「え、なになにー!」


 さっきと同じように目を輝かせる風香に、ふっと笑いがこぼれる。


「私って、かなり口悪いんだよね。普段からってわけじゃないけど、突っ込み入れるときとか、やさぐれたいときとか、イラッとしたときとか?」

「……へ、へえ」


 戸惑ったような風香は、それでも引いてはいないようだった。そのことに安堵して、小さく息を吐く。

 ……まあ、実際に聞かれたわけでもないしな。こうして言葉として聞いただけだったら、特に大きな反応が返ってこないのもわかっていたことだった。

 目を瞬かせながら、風香が首をかしげる。


「たとえばどういう感じに?」

「え、たとえば……?」


 それ、割と無茶ぶりじゃないか?

 うーんと考えて……さっき、口から漏れそうだった言葉を選んだ。


「自覚も何も、自覚するような気持ちがそもそもねーよ……とか?」

「…………やっぱさっきのイラッとしてたんだ!? ごめんねごめんね!」

「ふ、ふふ、ううん、大丈夫。っていうか、私がこれ言ってないのに察してくれた風香がすごいよ」

「だってなんかうんざりした感じ出してたしー……。はー、とにかく、うん、了解。そういう感じね? これからはじゃんじゃん出しちゃっていいからね! ギャップ面白いから!」


 まさか面白いと言われるとは思わなかった。

 予想以上の好反応に、つい視線が泳いでしまう。そんな私をじーっと見て、風香はいきなり私の眼鏡を奪い取った。


「な、なに!?」

「そうちゃーく!」


 おどけた仕草で眼鏡をかけた風香は、眼鏡のつる部分を両手の指先で押さえながら、ぐるりと教室を見回した。あ、う、それをされたら、伊達だってことがばれ、る……。

 案の定、風香はわざとらしく大きくうなずいた。


「ほう、これは伊達眼鏡ですね」

「……そう、ですね」

「……一個教える、って言われただけだから、この秘密はまだ聞かないね!」


 いたずらっぽく笑って、そのまま眼鏡を返してくれた。


「……ありがとう」


 わかってたことだけど、風香もいい子だよなぁ……。友達に恵まれていて、私は幸せ者だ。

 眼鏡をしっかりつけて、そっと由良くんのほうに視線を向ける。相変わらず新開くんと何かを話していたようだったが、ふと目が合ってしまった。

 合ってしまったからには無視もできないし、と次の行動を考えていれば、由良くんはふにゃりと笑って、すごく小さく手を振ってきた。……それがどうにも、新開くんに向けていた笑顔よりも嬉しそうに見えて。なんだか、胸の辺りが変になった、気がした。

 こっそり手を振り返すと、気づいた風香がにやにや笑う。


「……何?」

「なんでもなーい」

「……にやにやうっさい」

「えっ、急に遠慮なくなったね!? 全然いいっていうか、そっちのほうが嬉しいけど」


 楽しそうな風香に、私もなんとなく笑ってしまった。喜んでくれているなら、ちょっとでも打ち明けてよかった。これなら優等生を演じている、というのを言っても面白がってくれそうだが、それを言うタイミングは今日じゃないな。そろそろ始業式のために体育館に移動するし、また今度落ち着いて話せるときに話そう。

 ……それにしても。

 さっきの変な感覚は気のせい、だよな?


     * * *


 始業式が終わり、ホームルームで宿題の回収などが済み。

 どこか浮かれたような空気で始まったのは、席替えだった。今年二度目の席替えである。ちなみに前回の席替えは、前期中間テストの直後……つまり六月の頭に行った。由良くんと仲良くなる前だったので、そのとき気にしていたのは風香の席くらいだけど、今回は由良くんも近いといいなぁ、と期待しながらくじの順番を待つ。


「由良君と隣だといいね?」

「きみも遠慮なくなってきてるね……」


 どうもすっかり、風香は私をからかうことに味を占めたらしい。そこまで面白い反応をしてるつもりはないんだけど。

 歓声や落胆の声が響く中、順番が回ってきたのでくじを引きにいく。いらないプリントの裏紙を再利用した小さな紙切れを選んで、黒板に書いてある数字で一致するものを探す。

 13、13……ん、窓側から二列目の後ろから二番目。なかなかいい席な気がする。……いや、優等生だから別に後ろの席の方がいいなーとか別にないんだけど! 中学のときは寝たり落書きしたりしやすいからという理由で後ろの席を好んでいたので、その名残があるだけだ。


「まなか13番? ……おっ、やったね、前後じゃん! しかもわたし一番後ろだ~」


 はしゃいだ声でそう知らせてきた風香に、私も「おー、やったー!」と返す。今までも遠くはなかったものの隣接した席ではなかったので、お昼を一緒に食べるときには誰かしらの席を借りなきゃいけないのが申し訳なかったのだ。前後なら、そういうことも気にせずに食べられるし、何よりおしゃべりがしやすくて嬉しい。

 私の左右の席はすでに埋まっていた。前の席はまだ空いていたが、由良くんがピンポイントでそこに入る可能性は低いだろう。……まあ、四十人いるんだもんなぁ。風香と前後だっただけでも十分幸運だ。


 それでも、前の席は誰かな、とそわそわ黒板を見つめていたら、書かれた名前は宮野だった。……つまり、宮野理央ちゃん。新開くんにつきまとわれている女の子だ。つきまとわれている、という表現は新開くんに失礼かもしれないが、理央ちゃんが引いているのにがんがん話しかけているんだから、まあ妥当な表現だろう。

 理央ちゃんが私の前だということは、新開くんが頻繁に近くにやってくるという覚悟をしなければならない。ちょっと騒がしいので、勉強がしづらいかもな……。

 ……って、あれ、理央ちゃんの隣に新開くんの名前がある。これで休み時間に私の席を取られてしまう可能性はなくなったけど、理央ちゃんの隣に新開くんって大丈夫か?


 全員のくじが終わり、席の移動を始める。由良くんは二つ右の列の一番後ろだったので、それなりに近かった。できれば隣が嬉しかったけど、贅沢は言えない。隣だったら、由良くんに授業中もちゃんと勉強させられたかもしれないんだけどなぁ。

 移動を終えた理央ちゃんが席に座るのを確認して、ちょんちょん、と肩をたたく。


「よろしくね、理央ちゃん」

「……よろしく」


 なぜかちょっとびっくりした顔をされた。……なんでだ? と思ってから、あ、と気づく。そうだ、ほぼ初めて話したのにも関わらず、理央ちゃんなんていう馴れ馴れしい呼び方をしてしまった。


「ごめん、もしかして理央ちゃんって呼び方嫌だった……?」


 さすがに宮野さん呼びは落ち着かない気持ちになるから、せめて理央ちゃんと呼ばせてもらいたいんだけど。


「あ、大丈夫だよ。椎名さんにはなんとなく宮野さんって呼ばれるイメージだっただけ」

「……そんなイメージ?」


 それって優等生っぽいイメージってことだろうか。それなら嬉しい。


「うん。あと、椎名さんになら理央ちゃんって呼ばれても嬉しいよ」


 理央ちゃんはかすかに微笑んだ。

 少しウェーブがかった綺麗な黒髪をハーフアップにしている理央ちゃんは、一見目立たないタイプの顔立ちだけどかなり可愛い。目はやや切れ長で、なんとなくみなちゃんに似ている。……こうしてじっくり見るのは初めてだったけど、理央ちゃんって優等生っぽい顔してるんだな。普段の様子を見るに、勉強もできるし品行方正……これ、見習うべき優等生だわ。今更気づくとか不覚。

 こうしてお近づきになれたのも何かの縁、仲良くなりたい。具体的にはまずまなかちゃんと呼んでもらおう。


「理央ちゃん理央ちゃーん!」


 と、そんな思考を中断させる新開くんの声。

 新開くんは本当に嬉しそうな、満面の笑みを理央ちゃんに向けた。


「隣の席だな!」

「そうだね」


 対照的に、理央ちゃんは完全な真顔である。にこりともしない理央ちゃんに、しかし新開くんはめげない。


「あ、教科書忘れたりしたら見せてもらってもいい? 机くっつけてさー」

「他のクラスの人に借りて」

「……わかんねぇ問題あったら教えてもらったりとかは?」

「……それなら、まあ」

「よっしゃぁ!」

「でも授業中に話しかけてくるのはやめてね」

「えー、せっかく隣の席なのに?」

「勉強する時間に喋ってどうするの?」

「ぐっ、正論!」


 取り付く島もない、という感じかと思ったら、案外理央ちゃんはちゃんと新開くんの相手をしていた。……夏休み前をよく知っていたわけではないけど、なんとなく夏休み前と雰囲気が変わったような? 少なくとも、理央ちゃんは新開くんとの会話を嫌がってはなさそうだった。面倒そうではあるけど。

 なんて思って眺めていたら、理央ちゃんがくるっと私を振り返ってきた。


「こうやってずっとうるさいと思うんだけど、ごめんね」

「えっ、なんで理央ちゃんが謝ってんの!? 謝るなら俺だろ! ごめんな、椎名ちゃん」


 二人からの謝罪につい吹き出してしまった。


「仲、いいんだね?」


 きょとんとした二人にそう言えば、理央ちゃんは嫌そうに顔をしかめ、新開くんは「マジ!? そう見える!?」と見るからにテンションを上げた。あー、いや、理央ちゃんのその顔を見ちゃうとそうも言えないかもしれない。

 つん、と後ろからつつかれた。振り向いて顔を寄せれば、風香が小声でささやいてくる。


「この二人も少女漫画っぽい……!」


 ……めっちゃ少女漫画好きなんだな、きみ。




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