初めまして。
読めば読むほど深みが増してくる、不思議なお話でした。
話すことは離すこと。
彼女は人に話すと深刻になってしまう思いを、適当に相づちを打ってくれる猫のりんちゃんに話すことで、手放していったのかな、と想像しました。
四角いものはスマホかな。
ちりりん、ちりりん。主がいなくなっても、りんちゃんの名前を呼ぶような彼女の置き土産。でも、猫はぷらーんとゆれる紐に興味を示して、「みんなあの紐が悪いのよ」なんて思っているのが、とても猫らしく可愛いです。
失恋して住み慣れた部屋を出ていく。
重くなりそうな場面が、りんちゃんのおかげで軽やかになりましたね。
作者からの返信
コメントありがとうこざいます!
すごい嬉しい、わかりやすく書いていただいて…!
はなすのってどっちにしたって難しい。うまく伝わらないしうまく手放せない。でもちょっと考え方を変えたら難しいと思っているだけで実は簡単にはなせる。
小説にしてしまえば猫だって話せちゃいますからね(笑)
「離さない」と「話さない」が交互に人間と猫の気持ちっていうのがおもしろいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうです!猫視点!
分かりづらいんですが伝わってなによりです!
話さない者とか離さない物とをことば遊びを連想ゲームみたいにしてこんな話に
ただただ表現力が乏しくて(泣)