その14.スフィンスト(日本・第3.5世代・第21話~)

No.14 スフィンスト(日本)

第3.5世代ハードウェーザー/プレイヤー:南出才人(サブプレイヤー:コンパチ):ハドロイド:イチ・テンドウ


・同じ3.5世代のハードウェーザーで、バグロイヤーの襲撃で強奪され半ば洗脳される形で操られていたが、第18話でネクストに救出され、シャルのカスタマイズにより、同じブレスト、クロスト、ネクストの3機と連携を前提とした機体になった。こちらは地上戦での近接戦に特化して装甲は上回るが、反面機動力は若干落ち、燃費も悪い。

・最もこのハードウェーザーのみ半ばイレギュラーで、プレイヤーとしての実力は左程ない才人が操縦する事になっている。元々シャルが設計したので彼女が操縦する事も可能なので、遠隔操作でフォローする事が可能であり、操縦サポート用のAIロボ・コンパチが新たに開発されてサブプレイヤーとして投入されるようになった。なお玲也達のハードウェーザーは正体不明で世間には通しているので、スフィンストが日本代表との事で表向きでは成り立っている。


・スフィンスト武装

・ファントム・シュナイダー……バックパックのサブアームに装着された大型の実体刃であり、飛行時にすれ違いざまに相手を切り裂くほか、合体させることで大型のシールドとして防御用に使える。そして、サブアームを伸展させて脚部に連結させることで水上をホバーで滑走する事も可能。

・ファントム・チェーンアーム……両腕から射出されるチェーン付きのロケットパンチ。

・ファントム・ウェーブ……両肩の車輪が回転して放つ一種の超音波砲。転用してジャミング効果を発揮する。

・ファントム・ドリルランサー……両ひざに備えられたドリル型の槍であり、携行武装としては腰にマウントされる。

・ファントム・エネルギーキャノン……両ひざに内蔵されたビームキャノン砲。携行武装として使用されるより脚部に内蔵されている事から、近接戦と織り交ぜて使われることが多い。


・関連メカニック

・スフィンストの特徴として3機に分離しての運用が可能であり、これにより各機が哨戒、電波妨害、地中への潜航などの役割で他の機体のサポートも務める。


・トリガー・シーカー……スフィンストの頭部とバックパックが変形した哨戒機。主にコンパチが遠隔操縦を担当する。主武装として機首付近に装着された2門の近接防御用バルカンポッド、またファントム・シュナイダーを駆使しての近接戦も可能。


・トリガー・バギー……両腕胴体が変形した戦闘車両。この機体は主に才人が操縦を直接担当する。後輪としてファントム・ウェーブを使用し、前部からファントム・チェーンアームを射出する事も可能。ただ機動力や砲撃戦に秀でているわけではない為基本この形態は他の2機のどちらかと合体しての運用が基本になる。


・トリガー・キャタピラ……下半身が変形したドリル戦車。この機体は主にイチが遠隔操縦を担当する。両ひざから展開したファントム・ドリルランサーと両ひざに内蔵されたファントム・エネルギーキャノンを直結させてドリルを高熱化させて地中を掘り進む。なおドリルバンカーと別にエネルギーキャノンを脚部から展開させることも可能で、遠距離戦に対応している。


・トリガー・スカイアーマー……トリガー・シーカーとトリガー・バギーの合体形態。主にトリガー・キャタピラで地中を潜航させている場合に使われる形態。トリガー・シーカーの戦闘力を向上させ、空中での近接戦にも対応する。


・コンバージョン関係

・ブレスト・ブル……ブレストとのコンバージョンで、トリガー・バギーが胸部、トリガー・バギーが背中、トリガー・キャタピラが両腕に合体した形態。ファントム・ドリルランサーが両腕、ファントム・シュナイダーを胸部に展開し、ファントム・チェーンアームが腰から射出されるようになり、チェーンアームにより相手を引き寄せた上で、ファントム・シュナイダーやファントム・ドリルランサーを持ち込むなり、電次元フレアーをお見舞いするなど近接戦闘に特化した形態になっている。攻撃面防御面でともども強化された機体だが、燃費は悪化するデメリットもある。


・スフィンスト・ストライク……クロストとのコンバージョンで、ドリルバンカーをチェーンアームへ連結させた形態。これにより両腕と両足を交えてのクワトロドリルクラッシャー戦法というコンビネーション技が可能となる。またトリガー・バギーだけでもトリガー・ブルアーマーとして地中へ潜行する能力を得る。


・アサルト・ストライククロー、アサルト・ドリルクラッシャー……トリガー・スカイアーマー、トリガー・キャタピラがそれぞれクローアーム、大型ドリルに変形して両手に合体する。ストライククローはウェーブと併用してシュナイダーの刃に振動を与えて相手を切り裂き、ドリルクラッシャーはエネルギーキャノンを直結して高熱化したドリルを相手にお見舞いする。

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