前のエピソード――その12.ツーディスト(バグロイヤー・第3.5世代・第15話～)

No.13ヴィータスト(フランス)

第3.5世代ハードウェーザー/プレイヤー:シャルロット・カードリッジ/ハドロイド:ウィン・スワン

・第3.5世代ハードウェーザーの1機でツヴァイスト、スフィンストと同期に開発されていた。バグロイヤーの襲撃に遭うも間一髪彼女だけは玲也達が強奪を阻止する事に成功。ただその際に土壇場でシャルロットの作成したデータが上書きされてしまい、彼女のハードウェーザーとなった。

・その後シャルのカスタマイズによって本体はシンプルに武装を抑えた上で、単機の威力も優先させた機体であり、空中戦主体の高機動型かつ3.5世代の中では破壊力も高めに調整されている。ただ装甲はその分脆い。そしてそれよりもブレスト、クロスト、ネクストの3機との連携ことコンバージョン戦法を想定したカスタマイズになっており、これこそヴィータストの本領となる。

・ヴィータスト武装

・エレクトリック・スタントンファー……両腕に装備されたトンファーであり、本機唯一の近接戦用の武装になる。打突した相手に電撃をお見舞いするだけでなく、武装用のバッテリーに転用する事も可能で、エレクトリック・エネルギーキャノンと合体して威力、射程ともども強化する事が可能。

・エレクトリック・エネルギーキャノン……両肩に装備されたビームキャノン砲。サブアームへマウントさせることも、携行武装として腰にマウントさせることも可能。

・関連メカニック

・ポータルシューター……背中に装備された大型哨戒機であり、合体状態でヴィータストを飛行させることが可能となる。主武装として機体前部に内蔵された2門の近接用ビーム砲、前部に備えられた6連ミサイルポッド、および機首のレールガンことエレクトリック・レールランチャーを駆使する。

・コンバージョン関係

・前述のとおりブレスト、クロスト、ネクストとの合体連携により戦闘能力を上げることが可能である。

・ブレスト・ブースター……ブレストとヴィータストとのコンバージョン形態であり、両腕から胴体がブレストの両足に収納されたうえで両足首となり、下半身が後腰に合体して追加ブースターとなり、頭部とバックパック、ポータルシューターは背中に合体する。エレクトリック・スタントンファーが足裏から展開され、新たにカウンター・フードゥルスマッシュという蹴り技を使用する事が可能となった。それ以外にエレクトリック・エネルギーキャノンを使用する事も可能。また基本ブレストの武装使用に特に制約が生じず、合体の燃費の悪化もポータルシューターがバッテリーを担うことである程度補えている。そして脚部の追加ブースターを駆使して空中での機動力がより向上しているのも特徴である。

・ヴィータスト・ヴィクトリー……クロストとのコンバージョンによりヴィータストの戦闘能力が向上した形態。バスター・スナイパーが本体とジェネレーターに分離して両肩に合体しており、左肩のバスター・スナイパーはジェネレーターの欠如、およびヴィータストの本体強度もありクロストより威力や射程は劣るものの、超長距離級の狙撃を行うことが可能。またジェネレーターと合体した右肩からはエレクトリック・スタントンファーの威力を強化しつつ、エレクトリック・エネルギーキャノンの威力も強化される。

・アサルト・スタンランチャー……ネクストとのコンバージョン形態であり、ネクストが大型ビームランチャーへと変形した形態。これによりアサルトの戦闘力を向上させ、エネルギーキャノンを2門同時にスタントンファーと同時に合体させた上でネクストの全エネルギーをこちらに注ぎこむ為威力は単体よりも上、なおエネルギーキャノンをパージしてスタンバーという大型電磁トンファーとして駆使する事も可能。とはいえ単体で機体を保持するのに難があり、背中にポータルシューターが合体して機体の姿勢制御を補助する。