第53話テーマホスピタル

プレステでテーマパークを作ろうというゲームが、ヒットしました。

今回紹介するゲームは、それの病院版です。

このゲームは、OPからおかしいです。

看護婦を殴り飛ばしながら、走って病院室に向かう医者。

このゲームは、イギリスの病院をモチーフにして作ったゲームらしいですが、

おかしなところがいっぱい出てきます。

病名からして、おかしいです。

下痢や風邪は普通だとしても、透明病だとか、ベロだし病とか、

王様症候群とか、基本的に変な病気しか、ありません。

治療方法もすごいです。

透明病は、カラフルな飲料水をがばがば飲んで、体に色をつけて直します。

ベロだし病は、長く伸び切った舌を、ベロ切り機という機械にぐるぐると

巻いて、ちょうどいい長さに合わせて切ります。

このゲームは、一様ちゃんとしたシステム要素があって、

精神病の患者は、精神病の医者が、手術などは、外科医がいないとできません。

看護婦や病院を掃除する掃除要員も必要不可欠な存在です。

看護婦は患者に薬を渡してくれます。

掃除用員は、病院が汚くなったら、掃除してくれます。

このゲームは、基本的にBGMがないです。

ずっとゲームの効果音だけを聞いていることになります。

医者が足りなくて、患者がどんどん増えて行って、

大変になったことがありました。

待たされている患者は、ストレスが溜まって、

ゲロを吐いてしまいます。それを見ていた他の患者も、もらいゲロをしてしまいます。大量にゲロのたまり場みたいなエリアができて、

ゲロからゲロへの負の連鎖です。

途中で余りにもストレスがたまった患者が、倒れたと思ったら、

羽が生えて白くなって、どこかへ飛んでいきました。

しばらくすると変なアナウンスが、病院に流れます。

「患者さんは、病院の中で勝手に死なないようにして下さい。」

その後は、医者と掃除要員を増やして、何とか乗り切りました。

ベロ切り機も、使いすぎると、突然爆発します。

こんな変な病院には、行きたいとは思いません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る